ぐるっと流山 赤城神社の大しめ縄行事

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ページ番号1023120  更新日 令和1年10月18日

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重さ約500キログラムの守り神

写真:大しめ縄を束ねる参加者

 令和元年10月13日(日曜日)、流山6丁目の赤城神社で、市無形民俗文化財に指定されている大しめ縄行事が行われました。この行事は、不浄なものをさえぎるといわれる大しめ縄を1年ごとに新しく作り替え、神社入口の保存塔に掲げるものです。流山5丁目から8丁目までの4自治会の皆さんと赤城神社(山崎政治筆頭総代)によって、毎年10月10日に近い日曜日に行われています。

写真:大しめ纏める様子

 赤城神社は、お椀を伏せたような形の約15メートルの小山の上にあります。言い伝えによると、洪水で上州の赤城山から崩れた土塊が流れ着いたのがこの小山で、山が流れてきたから「流山」という地名が付いたという伝説が残っており、流山の地名と非常に関わりのある神社です。

写真:大しめ縄を作る様子

 作業は朝8時から開始され、赤城神社に集まった各自治会の皆さんは、3班に分かれて大縄を作り始めました。縦に4つに割った竹を芯として、わらと縄を巻き付けて1本約150キログラム以上の重さの大繩にしていきます。
 完成した3本の大縄は、皆で息を合わせて撚り上げます。数十人の男性が総出で、大きな木にくくりつけた大縄を支点に、垂直に持ち上げては向きを変えて倒す作業を繰り返しました。流山南高校からも6人の生徒の皆さんが参加し、地域の伝統行事に協力していました。

写真:祭られた大しめ縄

 完成した大しめ縄は、重さ約500キログラムにも及ぶ勇壮な姿。化粧縄で飾り付け、花結びといわれる結び方で3つの「獅子頭」を作ってできあがりです。筆頭総代の山崎さんは「台風の心配もされましたが、今朝には晴れ渡って無事作り上げることができました。これも地域の皆さんのおかげです。ありがとうございました」と話し、行事を締めくくりました。赤城神社では、19日(土曜日)に宵宮、20日(日曜日)に本祭が行われます。赤城神社の本殿に向かう38段の急階段を神輿が一気に駆け上がる勇壮な姿を、ぜひご覧ください。

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