ぐるっと流山 市制施行50周年記念第九演奏会を開催
50年の節目を祝う「歓喜の歌」を演奏
平成29年12月17日(日曜日)、キッコーマン アリーナで流山市制施行50周年を記念した第九演奏会が行われました。この演奏会は、市制施行50年の節目を一堂に会して音楽で祝おうと企画されたもので、10代の高校生から80代までの市民が出演し、市民公募合唱団の265人とオーケストラの83人が6カ月にわたる練習の成果を披露しました。会場には、市民による第九の演奏を聴こうと、市内外から1,838人が集まりました。
開催にあたっては、市内で音楽活動を行う流山市合唱連盟・流山フィルハーモニー交響楽団・流山市音楽家協会の3団体が協力して実行委員会を発足。準備を重ね、6月から本格的に練習を開始して、本番当日を迎えました。
指揮者に、チェコを中心に世界的に活躍されている武藤英明さんを迎え、ソリストには流山や近隣で活動の渡邉真弓さん(ソプラノ)、菱沼あけみさん(アルト)、岩本識さん(テノール)、藪内俊弥さん(バリトン)が出演しました。
演奏に先立ち、井崎市長が「今年1月1日に流山市は市制施行50周年を迎えました。このコンサートをもって50周年記念事業が締めくくりとなります。本日が最高の演奏会となりますよう祈念します」とあいさつ。続いて、ベートーヴェン作曲の「エグモント」序曲と、交響曲第九番 ニ短調「合唱付き」が披露され、アリーナに歓喜の歌が響き渡りました。
ご家族4人でお越しの山路さん(平和台)は「生の音楽に触れる良い機会だと思い、小学生の子どもたちと来ました。本物を聴いて、感受性豊かに育ってほしいです」とお話しくださいました。また、部活の友達と一緒に来場した小森さらさん(南部中)は「合唱とオーケストラが一緒に演奏するところの迫力がすごかったです。部活で音楽をやっているので、とても勉強になりました」と話してくれました。
コンサートミストレスを務めた小高根ふみさんは「アリーナを音楽で使うという発想が新しいですね。こんなにたくさんの方々に聴いていただけたのが嬉しいです」と演奏の感想をお話しくださいました。
指揮者の武藤さんからも「アリーナで第九をやろうと決めた流山の皆さんに敬意を表します。全人類に向けて「友よ!」と呼びかける喜びの歌で50年の節目を祝えたのでは」と言葉がありました。
アリーナいっぱいに響き渡った演奏に、会場からは大きな拍手が送られていました。宇田川実行委員長が来場への感謝を表し「50周年の節目にこの演奏会を開催できて光栄に思います。また、平成31年春にはおおたかの森にホールがオープンすると伺っています。ますます音楽あふれるまちになることを期待します」と述べました。
アンコールの「流山市民の歌」が演奏されると、おなじみのメロディーに、口ずさんでいる方もいらっしゃいました。
新たな50年の幕開けにふさわしく、演奏した皆さんと来場の皆さんの心がひとつになった演奏会でした。また、演奏会後に行われた解団式では、副委員長を務めた戸倉直さんが出演者の皆さんの協力に感謝し、「オーケストラが合唱団と演奏する機会はなかなかないので、今回はとても貴重な経験でした。10年後の60周年といわず、また一緒に演奏しましょう」と締めくくりました。
なお、当日のもようは、12月20日(水曜日)のJ:COMチャンネルでも放送されました。
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