ぐるっと流山 人権フェスティバル
平成29年12月9日(土曜日)、文化会館で流山市人権フェスティバルが開催されました。イベントは2部構成で行われ、1部では株式会社ありがトン代表・澤登和夫さんによる講演。2部では、車いすで生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年によるヒューマン・コメディー映画「最強のふたり」の上映が行われました。
人権週間に合わせて開催された今回のフェスティバルは、松戸人権擁護委員協議会、流山市、流山市教育委員会の主催で行われました。受け付け付近には、人権イメージキャラクターの人KENまもる君とあゆみちゃんが登場。また、平成15年に拉致被害者家族会代表の横田滋さんが流山にいらっしゃったことをきっかけに、拉致は人権侵害であるという観点から始めた白いクリスマスツリーにブルーリボンを結んでいただく募金活動も行われ、募金をされた方などにリボンを結んでいただきました。
「魔法の言葉ありがトンで、人生もっとうまくいく!」と題して行われた講演会では、「さわとん」の愛称で呼ばれる澤登さんから、自身がうつ状態にあったころの経験などの話がありました。当時の様子について、澤登さんは「衝動的なってしまい、今思うとおかしいと思うことでも平気で行動していました。また、無力感や孤立感に対する恐怖が強く、とても苦しい経験をしました」と語り、参加者の皆さんも真剣な面持ちで話を聞いていました。講義の終わりには、コミュニケーションで使える「す・な・おの法則」(すごい・なるほど・おもしろい)や「自己寄添力」を高めることの大切さを語ってくださいました。
また、ホワイエではLGBT(性的マイノリティ)に関する理解を深めるためのDVDを上映。
続いて2部では、体が不自由になり、車椅子で生活する富豪と介護者として雇われた黒人青年の2人の様子を描いた実話を基にした映画「最強のふたり」が上映されました。
会場には障害者週間に合わせた展示ブースもあり、マークの紹介や千葉県子どもの人権ポスター原画コンテストの入賞作品などが飾られていました。
今回の人権フェスティバルに参加された方からは、「澤登さんご自身の経験から語られる言葉にとても重みを感じました。今回の話を聞いて、より人に優しくしていこうと思いました」などの感想の声をいただきました。
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