令和6年度(抜粋)
NO1 保育士の住宅補助について
会社都合による退職後1年以内に市内の保育所へ転職した場合に、住宅補助がでません。全額ではなくても少しでも補助してほしいです。
(回答)
本市保育施設において、児童の保育に従事してくださり、感謝申し上げます。
市内保育所に就職されてから、会社都合により1年以内に市内の別の保育施設に転職されたことにより、家賃補助が受給できていない状況となったことで、生活に大変苦慮されていることと拝察いたします。
本市の保育士に対する家賃補助につきましては、一つの保育所で長く勤めていただきたいという趣旨から、「流山市保育士宿舎等借り上げ支援事業事務取扱要領」補助対象者の要件に「雇用契約から過去1年以内に、他の事業者が運営する市内の保育所等での勤務実績がない者。」という規定を設けております。
1年以内に市内の別の保育施設に転職した場合でも、家賃補助が継続できるようにすることは、保育士の人材確保や処遇改善にとって、重要なことと考えますので、当該補助要件を改正できるよう進めてまいります。
NO2 流山市の国際交流等について
20年前に比べて流山市は都市化が進み、日本人だけでなく外国人の人口も増えています。市内在住の子どもたちに、幼少期からの国際交流等を積極的に導入することが必要だと強く感じます。
外国製品を取り入れるだけの形だけのコミュニケーションではなく、幼少期からの国際コミュニケーション能力を培ってもらいたいです。市内在住の外国人も含め、住みやすいまちづくりをお願いします。
(回答)
私も、日本人が外国の文化にふれること、外国人とコミュニケーションを図る機会は、国際社会において、非常に重要なことと考えています。
本市の外国人国籍別人口は、年々増加しており、令和6年5月1日現在で3,853人となり、日常的に外国人と接する機会も増えている状況です。
本市では、国際社会に対応した教育の推進をしており、小学校から英語活動指導員とネイティブスピーカーの外国語指導助手(ALT)を配置して、英語や外国の文化に慣れ親しむ取り組みを行っており、子ども達には、日常会話ができる英語力や臆せずに英語を使おうとする姿勢を身につけて欲しいと考えています。
また、地域における国際交流や多文化社会の推進として、江戸川台駅前にある流山市国際交流協会と連携して、「やさしい日本語講座」の開催や他国の料理や文化を知るための各種イベントを開催し、市内在住外国人と市民が交流できる機会を提供しています。
このほか、「NAGAREYAMA国際室内音楽祭2022」では、世界的ピアニストで市民であるフランス人のパスカル・ドゥヴァイヨン氏と村田理夏子氏のプロデュースによる音楽祭を開催したほか、同じく市民の元アフリカ系アメリカ人のヘンリー・シールズ氏が法務省より人権擁護委員に任命されるなど、本市では、国籍を問わず様々な方にご活躍いただいております。
本市は、県内では初めてとなる「流山市多様性を尊重する社会の推進に関する条例」を令和5年4月1日から施行いたしました。人種、国籍の違いにかかわらず、外国人や元外国人の方にも積極的に主体的な取り組みを実施していただくなど、市や市民等が互いに協力し、多様性を尊重する社会を推進していくことで、互いを理解し、違いや個性を認め合い、個々の人権を尊重し、自分らしく暮らせるまちの実現を目指してまいります。
NO3 流山市総合運動公園のテニスコートについて
流山市総合運動公園のテニスコートが増えたのはうれしいのですが、駐車場とコートまでの通路の間に低いフェンスがあり、そこを開けてもらえれば、最短ルートでコートに行くことができるので、通れるようにしてほしいです。さらに、通路にある休憩するためのベンチを増やしてほしいです。
また、駐車場入り口にある分離帯の縁石ブロックに車が擦った跡が多くあるため、縁石を撤去してほしいです。
(回答)
1 流山市総合運動公園のテニスコートについて
令和5年度に、国の補助金を活用しテニスコート及び駐車場の増設と、併せて、歩行通路等の整備を一体的に実施しており、駐車場については、多くの市民の方から増設要望があったことから、1台でも多くの車両が停められるように整備をしました。
当該施設を改変する場合には、国の補助金を返還する必要があり、現状は改変することができませんので、御意見として頂戴いたします。
なお、テニスコートの休憩場所のベンチにつきましては、多くの御要望をいただいておりますので、令和6年度中に増設します。
2 駐車場出入口の縁石について
駐車場の出入口に縁石を設置した理由としては、隣接する大通り(中駒木線)から駐車場への侵入の際に速度を減少させる効果があり、出入りの際の車同士の接触事故や、歩道を通る歩行者との接触事故を防ぐためとなります。
上記の理由から、当該縁石の撤去は難しいですが、駐車場から出るときに鋭角の道を通ることで縁石にタイヤが接触しているとのことですので、鋭角の道を通らずにスムーズに出入りが可能となるように、令和6年7月末までに一方通行を誘導する路面標示(矢印マーク)を行います。
NO4 駒木台地域におけるお願いについて
現在、流山市はおおたかの森地区を中心に若いファミリー層の流入や新しい街づくりが進み、華やかなイメージを感じさせます。その影響によりおおたかの森駅周辺地域や、旧市街地地域においても、建替えや新たな宅地開発などのリニューアル化が進んでいます。
そのような流山市において、駒木台地域は、東大キャンパスや柏の葉公園といった優良環境に近接しているにもかかわらず、近年、地域の多くを占める市街化調整区域が「資材置き場」や「放置状態の家屋」などの占める割合が多くなってきており、景観崩壊・生活環境の悪化に見舞われています。
また、市街化調整区域が占める割合が高い地域特性のため、地域人口が増えず、ぐりーんバスの減便など生活活動等に支障がでています。
こういった課題を井崎市長に認識いただき、バランスの取れた流山市全体のまちづくりを進めていただきたいです。
(回答)
1 駒木台地区について
流山市における都市計画では、昭和45年に市街化区域と市街化調整区域の区分を行いました。このうち、駒木台地区は、昭和45年以降、無秩序な市街化を抑制するために、新たな宅地開発等が積極的に行われないよう制限される「市街化調整区域」としております。
御指摘の資材置き場や空き家、放置農地など土地の利用方法については、土地の所有者が決定するものではあるものの、本市としては、著しい景観崩壊や生活環境悪化を未然に防ぐために、流山市景観条例や流山市街づくり条例において、一定規模以上の開発行為に対して届出を義務付けるなど対策を行っているところです。
さらに、駒木台第二自治会の区域では、地区計画を定め、地区の環境を阻害する建築物が建築されないよう規制を行っております。
一方で、本市を取り巻く状況は、年々変化しており、今後も変化し続けるものと考えております。「住み続ける価値の高いまち」を目指し、上記の対策に加えて、届出要件の見直しや、資材置き場等の緑化基準の見直し等、さらなる対策の是非について検討を行ってまいります。
2 流山ぐりーんバスについて
市内の路線バスについては、全国的な問題である運転士不足のなか、令和6年4月1日から適用された「働き方改革関連法」を踏まえた労働基準等の改正による、職務拘束時間の制限で、更に運転士の確保が難しくなってきており、路線の減便や廃線も検討されている状況です。
このような状況のなか、今回の流山ぐりーんバスのダイヤ改正は、運転手の勤務形態などを踏まえ、流山ぐりーんバス運行事業者(東武バスセントラル株式会社及び京成バス株式会社)と協議を重ねた結果、毎年実施している乗車人数調査の結果を基に、市民への影響が最小限となるように、平日は朝便よりも利用者が少ない夜便を減便することとしました。
流山ぐりーんバスを御利用いただいている皆様におかれましては、御不便をお掛けいたしますが、用途に応じて、路線バスやタクシー等の御利用を検討くださいますようお願いいたします。
NO5 帯状疱疹ワクチンについて
先日、国において、65歳以上の高齢者を対象に帯状疱疹ワクチン接種費用を公費で補助する決定がされました。
50歳からワクチンが打てるようになるのに、公費補助が65歳以上とは信じられない決定です。
50歳から64歳までの人を対象に流山市独自でワクチン補助を強く希望します。
(回答)
帯状疱疹については、国内の帯状疱疹の罹患者数が、50歳代から増加し始め、70歳代がピークとなっています。また、帯状疱疹後の神経症状の発症率は年齢とともに増加する傾向にあり、50~60歳代と比較して、70歳代以降で増加するともいわれています。
このことから、令和6年12月に国の予防接種基本方針部会において、65歳以上の方を対象に、令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチンを定期予防接種とする方針が示されました。
本市においては、国の方針に基づいて、当該ワクチン接種の定期接種に向けての準備を行っており、現在のところ新たに任意接種の対象年齢である50歳から64歳の方に対し、本市独自に費用助成を実施する予定はありません。
NO6 火葬場について
流山で亡くなられた方の火葬場がないということで、困っている方がたくさんいます。
何とかならないのかという意見がたくさんでています。
(回答)
火葬場について、貴重なご意見をいただきありがとうございます。
流山市の火葬は、本市と柏市、我孫子市の3市で構成する東葛中部地区総合開発事務組合において、共同で設置するウイングホール柏斎場で行っています。
喫緊の課題としては、火葬需要の増加により火葬までの待ち日数が長くなっていることです。
その対策として、ウイングホール柏斎場では、令和6年12月から令和7年2月までは、1日当たりの火葬件数を24件から28件に増やし、12月から3月まではこれまで休場していた友引の日のうち3日を開場することとし、12月から3月までの火葬可能件数について、昨年度比で612件(26%)増の2,988件となり、待ち日数の削減に努めているところです。
引き続き、待ち日数の削減については、事務組合及び構成する他の2市と取り組んでまいります。
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