平成27年度(抜粋)
目次
1 南柏駅西口へのエスカレーター設置について
2 市政運営について
3 福祉会館の利用料金について
4 新たな街づくりを行う際の電柱地中化について
5 流山おおたかの森駅西口へのパチンコ店出店について
6 バス停「小山小学校前」への横断歩道、信号機の設置について
7 シルバー人材センターについて
8 上新宿地区防災広場の草刈りについて
9 図書館への「カゴ」設置について
10 「親子サロン」について
11 流山8丁目交差点から三郷市に向かう車の渋滞について
12 レンタサイクルの設置について
13 流鉄流山線を利用した観光マップの作成について
14 流山おおたかの森駅西口のパチンコ店建設について
15 緑化推進について
16 通学路について
17 防犯灯の設置について
18 ファミリーサポートセンターについて
19 公園整備について
1 南柏駅西口へのエスカレーター設置について
南柏駅西口にエレベーターはあるが、エスカレーターがないため設置してほしい。
回答
過去に柏市とJR東日本との間で検討が重ねられた経緯がありますが、階段スペースが狭小で設置工事を行う事ができず、実現は困難であると結論づけられています。そのため、バリアフリー対策として、エレベーターが設置されています。
2 市政運営について
つくばエクスプレス沿線ばかりではなく、東部地域や市全体に目を向けた市政運営を行ってほしい。
回答
東部地域は常磐線沿線に位置し、早くから良質な開発が進められており、既に成熟した市街地のため、つくばエクスプレス沿線のように、区画整理による大規模な事業はありませんが、最近では木の図書館を開館したほか、保育園の新設、学童保育の建て替え、東小学校のプールの新設、特別養護老人ホームの新設、通学路となっている道路の拡幅、下水道の整備、名都借跨線橋の拡幅など、地域の安全対策・利便性向上を図っています。
本市の市政運営は、市の最上位計画である総合計画に基づき、優先度や地域の行政需要を鑑み、計画的な事業を行っています。引き続き、同計画に基づき、総合的かつ計画的な市政運営を行ってまいります。
3 福祉会館の利用料金について
福祉会館は何故無料なのでしょうか。利用者負担が当然だと思います。
回答
市では、「流山市公共施設の使用料設定に当たっての基本方針」を策定しており、受益者負担の原則に基づき各公共施設料金を設定しているところです。しかし、福祉会館についてはその名前のとおり、「市民の文化及び教養の向上」「健康及び生きがいの増進を図る場の提供」「児童の健康の増進及び情操のかん養」「身体障害者の福祉の向上及び増進」といった、市民の福祉の向上及び増進を図ることを設置目的としていることから無料としています。ただし、下花輪福祉会館の浴室については維持費負担が大きいことから有料としています。
4 新たな街づくりを行う際の電柱地中化について
流山おおたかの森駅周辺の開発が進んでいますが、新たな街づくりを行う際には電柱の地中化を行うべきだと思います。
回答
電柱地中化については、市でも以前から検討していますが、「電柱設置に比べ10数倍の費用がかかる」、「停電や災害時の復旧に時間が掛かる」等の課題があり困難な状況です。
しかし、美しい景観形成は良質な街となるために重要な要素であると考えていますので、多くの人や車両が行き来する流山おおたかの森駅東口及び西口の駅前通りには極力電柱を置かず、裏路地に配置する無電柱化に取り組んでいるところです。
引き続き地権者等の協力を得ながら、流山おおたかの森駅周辺の街並み景観が良くなるよう努めてまいります。
5 流山おおたかの森駅西口へのパチンコ店出店について
流山おおたかの森駅西口へのパチンコ店出店は、「子育ての街」に合っていないように感じます。駅前開発に関する規制を何もしていなかったのでしょうか。当該駅前開発に関する市の考え方を伺いたい。子どもが安心して暮らせる街であることを期待しています。
回答
市では、緑豊かな街の実現を目指し、宅地開発によって失われた緑を街なかの緑として可能な限り回復させる「グリーンチェーン戦略」を展開しているほか、流山おおたかの森駅周辺地区については「景観計画重点区域」に指定するなど、複数の取り組みによって良質な街づくりを推進しているところです。
つくばエクスプレス沿線整備地域の地区計画では、第2種住居地域及び準住居地域、準工業地域、工業地域について、「建築物の用途の制限」の中でパチンコ店等について制限しています。しかし、商業地域及び近隣商業地域については、商業・業務施設等の誘導によってにぎわい創出を図るとの考え方から、パチンコ店を含む商業系建築物についての制限を行っていませんでした。
今後、同様の施設が建築されることがないよう、流山おおたかの森駅周辺の商業地域及び近隣商業地域については、地権者の意向や周辺住民の皆様のご協力を頂きながら、すみやかに新たなパチンコ店等の出店を制限する地区計画変更の手続きに着手したいと考えています。
6 バス停「小山小学校前」への横断歩道、信号機の設置について
バス停「小山小学校前」の近くに横断歩道がなく不便です。子ども連れの方や高齢の方が同バス停を利用するのに危険な感じもします。同バス停前に横断歩道、信号機等をつけることはできないでしょうか。
回答
信号機や横断歩道等は、交通の安全と円滑等を目指して各都道府県警(公安委員会)が整備する交通安全施設と呼ばれるものです。このため市では、設置のご要望等があった場合、現場の状況等に合わせ検討し、必要性が高いものについては県警へ設置の要望を行いますが、ご指摘箇所の道路は幅が27mと広く、車両の交通量も多いため、横断歩道のみを設置した場合、かえって危険性が増すことも考えられます。また、近隣に信号機が既に設置されているため、新たな信号機の設置も難しいと思われます。
バスをご利用の方々にはご不便をお掛けいたしますが、近隣の既設横断歩道をご利用いただきますようお願いいたします。
7 シルバー人材センターについて
流山市シルバー人材センターは60歳以上の人でなければ就労できないのでしょうか。
回答
流山市シルバー人材センターは、高齢者が経験と能力を生かし、働くことを通じて社会に貢献し、生きがいを得ていく機会を確保することを目的として設立された公益社団法人です。本市から同センターに問い合わせたところ、60歳以上の方を対象に就労希望者を募っているとのことでした。
8 上新宿地区防災広場の草刈りについて
上新宿地区防災広場の草刈りを市から委託されているところが除草剤の使用を市に申し出、許可を受けて散布しました。災害時に一時避難する場所に除草剤を散布すべきではなく、市が安易に認めるのは信じられません。早急に適切な対処をお願いします。
回答
草刈りの方法については委託先に一任しており、除草剤の使用も予め聞いておりますが、使用している除草剤は、農耕地登録の除草剤で、畑や水田、牧草地、公園、運動場、宅地等で使用することが可能なもので、7月頃に1回程度使用したとのことです。
目的及び用途に適した除草剤を使用することは、環境上及び衛生上、支障が無いものと判断しています。
9 図書館の「カゴ」設置について
「木の図書館」と同様に、本、DVD、CDを入れてカウンターに持ち込むための「カゴ」を各図書館に設置してほしい。
回答
「カゴ」を設置していく方向で準備してまいります。
※注)現在は中央図書館、森の図書館、木の図書館に設置されています。
10 「親子サロン」について
初石公民館の「親子サロン」の開催が毎週から隔週となってしまったので、毎週に戻してほしい。
回答
初石公民館の「親子サロン」については、毎週開催によるマンネリ化や開催場所の確保が難しくなったことなどにより、平成26年4月から隔週(月2回)の開催に変更させていただいたものです。今後は、隔週2回の「親子サロン」に加え、幼児を対象とした新たな子育て支援事業を展開することを検討しており、平成28年度から開催していきたいと考えています。
11 流山8丁目交差点から三郷市に向かう車の渋滞について
流山8丁目交差点から三郷市に向かう車の渋滞が酷いので対策をお願いします。
回答
ご指摘箇所については、慢性的な渋滞が発生しており、その解消のため千葉県と埼玉県が施行者となって新たな橋の建設を流山・三郷間で進めています。既に用地買収にも着手しており、本市も県と協力を図り、1日も早い開通に向け全力で取り組んでいます。
12 レンタサイクルの設置について
三郷、流山、柏の葉はロケーションが良いので、周辺と協力してレンタサイクルを設置してほしい。
回答
江戸川や利根運河によって地域が結ばれた流山市・柏市・三郷市のロケーションは、サイクリングロードも整備され、市としても大きな魅力と考えています。
現在、利根運河のほとりに立地する「利根運河交流館」で、レンタサイクルの貸し出しを行っております。現在は1カ所のみですが、今後の利用頻度や効果を検証しながら、運営主体などの課題を含め、検討してまいりたいと思います。
13 流鉄流山線を利用した観光マップの作成について
流鉄流山線を利用しながら流山を観光できるマップを作成してはいかがでしょうか。
回答
市としても観光に訪れる方々には、ぜひとも流鉄流山線をご利用いただきたいと思っています。特に流山市のツーリズムポイントの1つである「流山本町」地域を散策いただけるよう、「流山本町江戸回廊」や「ことりっぷ流山散歩」というマップをご用意しております。
14 流山おおたかの森駅西口のパチンコ店建設について
流山おおたかの森駅西口のパチンコ店建設について、法令上禁止されていない以上、排除できないのかもしれませんが、周辺住民は大きな不安を抱えています。市から住民に対する説明会を開くなど、禍根を残さないよう丁寧な対応をとるべきだと思います。
回答
流山おおたかの森駅周辺の商業地域及び近隣商業地域については、商業・業務施設等の誘導によってにぎわい創出を図るとの考え方から、パチンコ店を含む商業系建築物についての制限を行っておらず、今回の建設計画自体を止めることはできません。しかし、当該出店計画については、「流山市街づくり条例」に定める「大規模都市開発構想」の届け出対象となっており、平成27年6月10日から6月30日まで構想の縦覧を行ったほか、7月18日には事業者による近隣住民等を対象とした説明会が開催されました。また、8月14日から8月28日まで近隣住民等から提出された意見書に対する事業者の見解書の縦覧を行った後、10月8日の調停委員会開催を経て、双方の同意により10月22日付で協定書が取り交わされ、「流山市街づくり条例」による手続きが終了しました。現在は「流山市開発事業の許可基準等に関する条例」による手続きに入っており、同条例に基づく近隣住民等への説明をすみやかに行うよう開発事業者に指導しているところです。
今回の建設については制限する手段がありませんでしたが、多くの市民の皆様から、流山おおたかの森駅周辺における風俗営業等の用に供する建築物等の制限を求めるお声をいただいたことから、これに応えるべく同駅周辺の商業地域及び近隣商業地域を対象とした「新市街地センター地区地区計画」の見直しを行っているところです。
地区計画の見直しにあたっては、平成27年9月26日に説明会を開催した後、変更案の縦覧を行いました。平成28年4月からの地区計画変更を目指し、鋭意作業を進めてまいります。
※注)流山おおたかの森駅周辺のまちづくりの方針や制限事項などを定めている「流山都市計画新市街地センター地区地区計画」を平成28年3月22日付で変更し、マージャン店、パチンコ店、キャバレーなどの風俗施設や、アダルトショップなどの性風俗施設の建築ができなくなりました。
15 緑化推進について
かつて緑豊かだった駒木・十太夫地区の緑がほとんどなくなってしいました。市は既に緑化推進に重点を置いていますが、50年、100年先の緑豊かな流山のために一層の緑化を推進してほしい。
回答
駒木・十太夫地区及びその周辺は、「つくばエクスプレス」の開業に伴い、UR都市機構による土地区画整理事業が進められているところです。
開発に伴い、失われた緑を回復・再生するための取り組みとして、事業所や住宅地内の緑化を推進し、緑の連鎖を図る「グリーンチェーン戦略」をはじめ、公共施設や道路用地などの空いたスペースに植樹する「まちなか森づくりプロジェクト」を実施しています。また、おおたかの棲む市野谷の森から駒木・十太夫地区の大堀川水辺公園まで街路樹や緑地を連続的に配置しているほか、現在整備中の市道「中・駒木線」※についても共用開始にあわせ駒木交差点付近まで街路樹を整備しているところです。今後とも、地権者や開発事業者の協力をいただきながら緑化事業を推進し、緑の保全と回復に努めてまいります。
※注)駒木地区については開通しています。
16 通学路について
車の進入を防ぐために通学路全てにガードレール又は高めの頑丈なブロックを設置してほしい。
回答
道路幅や形状等により、ガードレールやブロック等を設置する事が出来ない箇所がありますが、毎年、学校単位で通学路における危険個所の点検を実施し、必要に応じて注意看板の設置や補修工事等を行っています。また、道路整備だけでなく、交通安全指導など、事故から身を守るための取り組みも実施しています。
17 防犯灯の設置について
とても暗い道路があり不安です。人口増加により街が発展することは喜ばしいことですが、事件、事故が増えていくことも懸念されます。ぜひ防犯灯の設置を検討してください。
回答
防犯灯については、平成27年度末を目途に蛍光灯からLEDへの交換を進めているところです。造成完了間もない地域では防犯灯未設置の箇所がありますが、今後、住宅も増えていくことと思います。新たな防犯灯の設置については、自治会から要望書を提出いただく事としておりますので、お住まい地域の自治会へご相談いただくようお願いします。
防犯に関しては、地域で活動いただいている自主防犯パトロール隊をはじめ、流山市民安全パトロール隊による青色回転灯車両での市内全域巡回などにより、犯罪認知件数は近隣市と比較しても低く、かつ毎年減少傾向にあります。また安心メールにより最新の犯罪発生情報をお知らせし、注意喚起も行っております。
今後とも地域の防犯活動の活性化と犯罪被害の未然防止に努め、安心して住み続けていただける街を目指してまいります。
※注)平成27年度末をもって防犯灯のLED化を完了しています。
18 ファミリーサポートセンターについて
ファミリーサポートセンターの利用登録は、江戸川台にあるセンターまで行かなければならず不便です。また、南流山エリアはファミリーサポートセンターの登録者が少ないと聞いています。年に数回、南流山センターで登録会の開催をお願いしたいです。
回答
ファミリーサポートセンターについては、南流山からもアクセスの容易な流山おおたかの森駅近くに、新たに平成28年度の開設を目指し準備を進めております。今後とも、利用会員・提供会員双方へのPRを図っていくと共に、利便性向上を図ってまいりますので、今しばらくお待ちいただければと存じます。
19 公園整備について
駒木・十太夫地区周辺に公園を沢山作ってほしい。
回答
現在、流山おおたかの森駅周辺では、宅地の整備にあわせ、道路、公園等の都市施設を計画的に配置・整備する土地区画整理事業が行われていますが、「土地区画整理法」で定められている公園確保率(事業区域面積の3%)を上回る3.8%の公園用地を確保し、15カ所の公園と18カ所の緑地を整備する予定です。
また、流山市では、地域の特性に合わせた公園の整備を進めており、駒木・十太夫地区周辺の公園としては、広場、ブランコ、滑り台等の複合遊具がある「大堀川水辺公園」が昨年4月から利用開始となっているほか、面積の広い「十太夫近隣公園」を現在整備中で、遊具広場については4月1日から利用を開始しています。
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