ぐるっと流山 流山市ゆうゆう大学 令和6年度第2回合同講演会

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ページ番号1048428  更新日 令和6年12月27日

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バイマーヤンジンさんとチベットの家

 令和6年12月2日(月曜日)、文化会館で日本でただ1人のチベット出身の歌手バイマーヤンジンさんを講師にお招きし、「流山市ゆうゆう大学 令和6年度第2回合同講演会」が開催されました。バイマーヤンジンさんは平成6年に来日し、チベットの音楽や文化を紹介するため全国各地で講演会やコンサートを行っていますが、ゆうゆう大学では「日本とチベット 異文化を越えて」と題し今回の合同講演会が企画されました。

バイマーヤンジンさんとゲルの写真

 チベットの民俗衣装に身を包んだヤンジンさんが舞台に登場すると、会場から大きな拍手と歓声がわきおこり、お話に期待が膨らみました。講演の前半は、自然や人々の暮らしの様子などの映像を見ながらチベットの環境や文化などの紹介、後半は異文化に戸惑いながらも家族に支えられた日本での生活体験を語っていただきました。日本とチベットの文化の違い、家族のあり方、大学時代に出会ったご主人とのラブストーリーなど、大阪弁を交えたユーモアたっぷりのお話に引き込まれました。

歌うバイマーヤンジンさん

 前半の終わりに「チベットの花」というチベットの歌、講演の最後には日本の童謡「故郷」を日本語で歌っていただきました。中国国立四川音楽学校で培われた歌唱力とチベットで育まれた豊かな感性に包まれた歌は、チベットの大草原を思わせ、その声量に圧倒されました。

講演するバイマーヤンジンさん

 講演会に参加した方々からは「異文化に触れ、自分たちがいかに恵まれているか改めて自覚した」「チベットの自然環境がよくわかった」「ヤンジンさんの生き方に感動した」などの感想が寄せられました。講演では、故郷のチベットでの学校建設や大学生への奨学金支援などの教育支援活動が紹介されたことから、「学校建設に協力したい」「チベット支援をしたい」「援助に力を出したい」など、温かい意見もありました。そして「もう一度、お話と歌を聴きたい」との声が最も多かった講演会でした。

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