ぐるっと流山 第45回運河塾

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ページ番号1034298  更新日 令和4年3月4日

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冊子「古墳の森」と「河川文化・運河特集号」の先 & ビデオ野鳥の子育て「新川耕地のコアジサシその後」

冊子「古墳の森」を紹介する新保さん

 令和4年2月26日(土曜日)、初石公民館で、利根運河の生態系を守る会主催の第45回運河塾が開催されました。運河塾は同会が年2回開催している報告会・勉強会で、今回は「冊子「古墳の森」と「河川文化・運河特集号」の先」と「ビデオ野鳥の子育て「新川耕地のコアジサシその後」」の2つをテーマに講演が行われました。

冊子「東深井古墳の森の歴史と植物」

 初めに、同会会長の新保國弘さんが登壇し、昨年12月に同会が発行した冊子「東深井古墳の森の歴史と植物」について、完成のお礼を述べるとともに、編集のコンセプトなどを解説しました。冊子には、古墳の森の歴史と、令和元年5月から令和3年9月までの3年間に行った植物調査の結果、草本と樹木で合計約320種が一覧表で詳細に記されています。

調査結果の報告

 また、新保さんが寄稿した日本河川協会会報「河川文化第96号 特集 運河の歴史と文化」に触れ、全国運河サミット開催への期待が述べられたほか、令和4年3月19日(土曜日)~5月18日(日曜日)に流山市立博物館で開催される「利根運河通水130周年記念展 We Love 利根運河」(主催:流山市立博物館友の会)に利根運河の生態系を守る会が共催することが報告されました。

コアジサシについて講演する紺野さん

 続いて、水鳥研究会流山部会の紺野竹夫さんが、新川耕地に飛来するコアジサシの保護調査について講演しました。コアジサシは春から夏にかけて日本に渡来する渡り鳥で、環境省レッドリストでは絶滅危惧II類に指定されています。新川耕地では令和2年・3年と2年連続で繁殖が確認されており、会場では、コアジサシの営巣・繁殖・子育て行動や標識取り付け(バンディング)のビデオを写しながら、貴重な保護種を守っていくための今後の取り組みについて話がありました。

コアジサシのペーパークラフト
会場にはコアジサシのペーパークラフトも展示

 利根運河の生態系を守る会では、令和4年3月27日(日曜日)に第182回自然観察会「春の草花観察会とヨシゴイを待つ準備」を企画しています。運河沿いの野鳥や早春の草花と、新川耕地の田んぼの生き物を観察したあと、夏鳥サギの仲間・ヨシゴイを待つ準備としてごみ拾いを行います。参加費は会員100円、一般300円(高校生以下無料)。興味のある方は紺野さん(電話090-2420-8420)まで。

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