ぐるっと流山 中学生のための吹奏楽ワーク

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ページ番号1017652  更新日 平成30年3月7日

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全員での演奏の写真

 平成30年2月24日(土曜日)・25日(日曜日)の2日間、文化会館に市内の中学校吹奏楽部員約300名が集い、ワークショップ「中学生のための吹奏楽ワーク」が開催されました。このワークショップは、吹奏楽を学んでいる中学生の音楽スキルの向上、さらなる高みを目指し交流しあうことを目的に文化会館で開催してきており、今年で4回目となります。今回は柏市立柏高校吹奏楽部約160人による楽器別の講習会と市立柏高校吹奏楽部の演奏会が行われました。

楽器パートごとの練習の写真

 24日(土曜日)は北部・南部・南流山・東深井・八木中の5校145人が、25日はおおたかの森・東部・常盤松・西初石中の4校144人が参加。2日間とも、1年生がBグループ、2年生がAグループとそれぞれが交互に、楽器パートごとの練習と市立柏高校との合同基礎合奏を行いました。

合同基礎合奏の写真

 合同基礎合奏は舞台上に中高生がともに楽器をもって集合。緊張した面持ちの中学生もいましたが、まずは市立柏高校で毎日必ずしている練習方法「笑う」から始まりました。30秒間口角・腹筋。背筋を使い、「ワッ! ハッ! ハッ!」と笑いました。「管楽器は特に息をしっかり吸うことが大事なので、これは毎日必ずやってほしい」と顧問の北村先生。身体が小さいから音が大きくならないのではない、身体全体で演奏すること、音を伸ばしている時間が大事と丁寧に指導していました。

石田先生の指導の写真

 次にチューニングが大事であること、「チューニングのための練習を毎日必ず1カ月間行うとバンドの音が変わります」と同じく顧問の石田先生。音の変化を知るために耳の訓練をたくさんしてほしいということや、音楽表現と言語表現は同じで、これができると色彩感がとても豊かな演奏という評価になる、など具体的に細かな指導が入り、中学生が熱心に聴いていました。「中高生みんながこのように一緒に演奏する機会は再びあるか分からないから、「一期一会」の気持ちを活かして演奏してほしい」とも話していました。

ホワイエでの練習の写真

 参加した中学生は「市柏との合同練習をさせていただき、今からでもすぐに行動に移せること、今まで見落としていたこと、全国レベルの音にするためのことなどたくさんの指導を受け貴重な体験ができた」「パート練習の時に笑う練習をした。最初は不思議に思ったが、表情筋を鍛えることにより楽器を吹くのが上手くなることを知り、家で楽器がなくてもできる練習なので実践したい」「低い音、高い音をきれいに出すコツなどたくさんのことを教えてもらった」「市柏の演奏は感動した!」「今回参加して目指すものが見えてきた」など、今回のワークショップで得たものは大きかったようです。

演奏する生徒の写真

 石田先生、北村先生両名による基礎的な技術指導とともに、さまざまな例えを混ぜながら、演奏する気持ち、曲を表現することを分かりやすく説明していただいた後、最後に「失敗を恐れないでほしい。部活は挫折を味わうためにもあるもの、自分が成長する機会でもある」と石田先生。「毎日毎日行う練習。どんな時代になっても必要なことは努力することで人を感動させることができる。人生を卒業する時、よかったと言ってほしい」と中学生にエールを贈っていました。吹奏楽ワークのお問い合わせは、文化会館(電話04-7158-3462)まで。

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