ぐるっと流山　農商工連携のための第2回きっかけづくり交流会

　平成30年2月7日（水曜日）、流山商工会議所で農商工連携のための第2回きっかけづくり交流会（流山市・流山商工会議所共催）を開催しました。これは、農業者と商工業者が連携し、互いの強みを活用し合うことで新商品や新サービスの開発や販路拡大のきっかけづくりを目的としたものです。昨年の第1回交流会では、実際に取り引きが生まれるなど好評だったことから、今年度も引き続き開催。当日は農業者7人商工業者11人が参加しました。

　第一部では、「地域資源の活用と流通による地域産業活性化について」と題し、なのはな経営研究所代表・伊能賢一さんが講演しました。農商工連携の成功事例を紹介いただき、身近な資源をいかした商品開発のポイントについてなどのお話がありました。
　第二部の交流会では、2テーブルに分かれて各自の要望や経営資源について意見を交わしました。例えば、商業者に野菜を納品するには、契約通りに届けなければならず、天候不良で納品できないと懸念する農業者がいました。一方で、飲食店などでは決められた野菜だけを届けるよりも、その日のお勧め野菜を届けてもらう方が、その食材をどう調理するかを考える楽しみがあるほか顧客価値にも繋がるという意見がありました。フリータイムでも積極的な情報交換が続けられ、地産地消を考える良い機会でだったなどの意見が得られました。