ぐるっと流山 八木中学校 講演会「卒業生に学ぶ」
平成30年2月27日(火曜日)、八木中学校(伊藤謙次校長、生徒数316人)で講演会「卒業生に学ぶ」が行われました。生徒会の運営により実施されたもので、この日は同中学校卒業生の、中央学院高校(我孫子市)野球部監督の相馬幸樹さんが、学生時代の経験や野球指導で大切にしていることなど、自身のエピソードを交えながら、将来の進路についての講演を行いました。
相馬さんは長崎小学校出身。八木中学校から市立船橋高校へ進み、甲子園に出場して投手として活躍しました。大阪体育大学では上原幸治選手とともにプレーし、大学卒業後はシダックスに入社して野村克也監督の教えを受けました。その後、大阪体育大学大学院でスポーツ心理学を学び、現在は、中央学院高校の教諭として保健体育を教えるとともに、野球部監督を務め、創部47年目にして初めてチームをこの春のセンバツ出場へと導きました。
小学3年生のときから少年野球を始め、当時から「夢はプロ野球選手になること」と答えていた相馬さん。中学時代はシニアリーグに所属していたほか、陸上部でも短距離・長距離に励みました。高校以降も野球一色の人生の中で、それぞれの節目で恩師や先輩との出会いが大きな転機になったとのこと。また、目上の人だけでなく同級生や後輩にも素直で謙虚な気持ちで向き合うことが自分を成長させてくれたとエピソードが紹介されました。シダックス時代に野村監督から言われた「人間的成長なくして技術の進歩なし」は座右の銘として今も守り続けているそうです。
「中学生という今は、学ぶことで社会に出てから役立つ基礎を作る大切な時。皆さんはこれから何にでもなれます。『こうなりたい』という自分を強くイメージして、夢を持ち続けることと努力することを惜しまずに」と相馬さんは呼びかけていました。
生徒のみなさんからも質問があり、「八木中での一番の思い出は」との質問には「一つだけ挙げるのは難しいのですが、東葛駅伝に出場したことと、この自然に囲まれた恵まれた環境で3年間過ごしたことです」との答えが返ってきました。
身近な先輩が語りかけてくれる熱いことばに、生徒の皆さんも真剣な眼差しで聞き入っていました。講演会の最後には、全校生徒を代表して生徒会役員から「私も自分で限界を設定することなく、何事にも挑戦していきたいです」とお礼があり、感謝の気持ちを込めて花束が渡されました。相馬さんは「今日はみなさんから若さをもらいました。私も夢に向かって頑張っていきたいと思います」と述べ、会を締めくくりました。
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