ぐるっと流山　森の図書館夢コンサート　午後のクラシック～バイオリン名曲集～

　平成30年2月4日（日曜日）、森の図書館で第57回森の図書館夢コンサート「午後のクラシック～バイオリン名曲集～」が開催され、71人の方がピアノとバイオリンによるクラシック音楽を楽しみました。森の図書館では文化活動の一環として、図書館を利用される方に音楽へ親しみを持っていただこうと、さまざまなコンサートが催されています。

　演奏は、流山市音楽家協会の小高根眞理子さん（バイオリン）と、仲秋由佳さん（ピアノ）です。お二人が所属する流山市音楽家協会は、市内在住の演奏家や指導者の会として、昭和60年に結成されました。市役所のロビーで行われるサロンコンサートや、流山市音楽祭、生涯学習センター（流山エルズ）での子ども向けコンサートなど、市内のあらゆる場所で活動しています。

　演奏の間には、小高根さんによる曲や作曲者に関する解説が行われます。エルガー作曲の「愛の挨拶」では、「この曲は、エルガーが婚約者のアリスに捧げたものです」とお話があり、皆さん興味深そうに聞いていました。バイオリンとピアノで奏でられる美しいメロディーに、観客の皆さんは心を打たれたようで、特にバイオリンのテクニックが聴きどころの終盤の2曲では、その細かい指使いや音域の広さに驚かれた様子でした。余韻が残る会場では、客席からの拍手が鳴り止まず、アンコールで惜しまれつつ幕を閉じました。

　仲秋さんからピアノのレッスンを受けているという小学1年生の女の子は、「ピアノだけでなくバイオリンの演奏もすごかった」と話してくれました。ほかにも、「バイオリンの生演奏を初めて聴き、圧倒されました」など、多くの方から感動の声が聞かれました。
　森の図書館では3月3日（土曜日）に、教養講座「めぐるといいことあるのかも 七福神のひみつをさぐる～流山には七福神がそろってる!～」を開催予定です。詳細は森の図書館（電話04-7152-3200）へお問い合わせください。