ぐるっと流山 県立流山高校3年生が模擬投票を体験
平成30年2月21日(水曜日)、県立流山高校で、流山市選挙管理委員会による選挙の出前授業が行われ、同校の3年生および柏特別支援学校流山分教室の3年生合計166人が模擬投票を行いました。模擬投票のほかにも、講話やアニメ「秘密結社鷹の爪」による選挙啓発動画を通して、選挙制度の歴史や投票することの大切さなどを学びました。
模擬投票の設定は、架空の街「流山高校市」の市長を決めるものです。流山高校市は人口約18万人の、東京のベッドタウンとして発展してきた郊外の街という設定で、生徒たちがイメージしやすいよう流山市と似た状況としています。選挙の争点としたのは、市が保有する大きな空き地の活用方法で、候補者役を演じた4人の生徒がそれぞれの主張、「高齢者向け介護施設の建設」「有事に備えた防災公園の整備」「誰もが利用できるショッピングモールの建設」「子育て世代向けの保育施設付きマンションの建設」を訴え、有権者である生徒たちの前で熱弁をふるいました。
体育館に設けた投票所では、実際の選挙で使用する投票用紙、投票箱や記載台などを使用。投票管理者および立会人は流山市明るい選挙推進協議会会員が務め、実際の投票所の雰囲気に限りなく近いなか、一票を投じていきました。開票の結果は、48票を集めた防災公園の整備を公約にした候補が、保育施設付きマンションの建設を訴えた候補に7票差で当選となりました。講座の最後には、候補者の情報の集め方などを説明し、「選挙権を持ったらぜひ選挙に行ってほしい」と生徒に呼びかけました。
選挙管理委員会では、高校生に有権者として意識を高めてもらおうと市内の高校を対象に、模擬投票などの選挙出前講座を引き続き実施していきます。
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