市民活動団体公益事業補助金事業報告会

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ページ番号1003400  更新日 平成29年10月3日

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市民活動団体公益事業補助金の事業報告会を行いました

3月7日(土曜日)、流山市民活動団体公益事業補助金の交付を受けた事業の報告会を市役所で開催しました。

平成26年度は8事業(8団体)が補助金の交付を受け、事業内容・次年度への課題検討結果などの報告を行いました。

各事業の報告後、協働まちづくり提案調整会議委員や市担当課から事業に対するコメントもあり、今後の運営の参考になったとの声もありました。

事業報告会の様子

様子1

様子2

様子3

様子4

協働まちづくり提案調整会議委員から8事業に対する評価結果及びコメント

 
No. 事業名 団体名 【目的】・概要 委員コメント 評点
(委員平均)
1 朗読ボランティアに興味がある方へ対する朗読(CDへの録音)の基本講習会開催 流山朗読グループ 【福祉の増進】
・朗読ボランティアに興味がある方を対象に、活動のための朗読(CD録音)の基本知識や技術(視覚障害者が耳で聞いただけで意味がすぐ聞き取れる朗読の技術、CDに録音のためのコンピューターの専門のプログラムの操作方法など)を習得していただく必要があるため、専門講師を招いて講習会を開催する。
(新規事業)
  • 飛躍的な伸びは難しいが、社会を底辺から支える極めて貴重な活動であり、これから様々な媒体を通じてPRすることにより、より多くの人のサポートと活動の幅が広がっていくと思われる。
  • この活動を必要としている視覚障害者の方がいるという明確なニーズがあるので、活動の継続の意義は大きい。視野を広げて、市民を巻き込めるような活動に育ってほしい。
  • 必要とされる事業であり、これからも安定した事業継続ができるよう、例えば謝金などの支払いを検討すべきと思われる。
  • 音声伝達手段としてテープ媒体、CD媒体が旧式化しているとのことでしたが次なる提供方法のためにまたこの制度が役立てることを望む。
  • 朗読というスキルの習得を狙い、そのスキルを身につけた人を多く排出する活動をすべき。
  • このグループにとどまらず、朗読スキルを他の活動若しくは活動団体で活かす人材が増えるため、公益創出という貢献ができると考える。
3.9
2 祭囃子や神楽等を多くの人に伝え、広めてゆく事業 流山市おおたかの森お囃子会 【伝統芸能】
・祭囃子や神楽等を先ずは西初石1・2丁目自治会の子ども達に教え伝え、祭り会場でのお囃子演奏と招福演芸を行うことにより、地域住民の一体感を醸成するとともに、流山の祭囃子や神楽等の存在を広く市民に知らせ、他の自治会などの団体・個人に広めることを目的とする。
(新規事業)
  • 今後も活動の展開を期待したいが、この制度も含めていろいろな公的サポートや民間も含めて後援や援助を得る努力をしていただくことも必要だと感じる。運営面での仲間を増やすことも含めて、仲間の広がりを模索していただけたらと思う。
  • 活動の範囲が広がり、メディアの取材も効果を発揮し、いろいろな団体からお呼びがかかって大変よい実績ができたと評価できる。今後、更に流山市のイメージアップに貢献してくれることに期待している。
  • 伝統芸能を広く子どもたちに伝えていく、文化的に有意義な事業。着実に実績を上げることができた。
  • 多くの市民に流山市指定無形文化財の存在を広めて行くことと思われるが、伝統芸能を子どもたちに伝え、市民に広めていくことは大変有意義なことなので、今後も事業の継続を願っている。
3.2
3 地域、団体、個人等で取り組む防災知識の向上及び連携事業 地域防災危機管理を進める“地域防“ 【防災】
・一般市民に対する救命講習「救える命、勇気を出して救おう」の開催や自治会、マンション、市民団体、個人、介護施設、幼稚園、保育園、学校単位で取り組む危機管理体制の情報収集並びに意見交換を行い、それぞれの立場に応じた危機管理体制づくり、相互理解を深めることを目的とする。
(新規事業)
  • 防災は人の命に関わることであるだけに、関係各所との協力・連携が大切であると同時に、活動を継続することが大事だと思う。
  • 短時間でもニーズに対応し防災意識と知識を高めるという講習は、行政ではなかなか出来ない地域密着型の活動である。
  • 講座の内容は、工夫がみられて努力しているのがよくわかる。どんな活動でも、地域に根差したものにしていく際に、自治会の協力が必要。自治会との関係づくりが難しいのはよくわかる。関係づくりにとらわれるより、市民活動らしい自由な活動を期待する。
  • 各種イベントや各公民館、ショッピングセンターや駅など幅広い世代の方々が集う場所において定期的に活動されている点を評価する。
3.2
4 親子のための災害対策事業 NPO法人パートナーシップながれやま 【男女共同参画社会・防災】
・平成25年度事業で作成した子どもたちを災害から守る!「わたしにもできる防災・減災ノート」を活用して、各地域に出向いて防災・減災についての意識を高める啓発活動を行う。また、この活動を通じて、地域の繋がりが深まり、いざという時に子どもたちの安全を確保し、互いに助け合う行動がとれるようにする。
(継続事業:2年度目)
  • 活動は大変立派にできており、事業報告のレベルも高い。今後も活動の継続を通じて、防災・減災の知識がより多くの人たちの役に立つことを期待してやまない。
  • 親子のための災害対策という視点が社会の要請に合っている。行政や自治会との連携により、波及効果も大きい。
  • 自治会の防災意識の普及に親子の視点は大変有効である。行政が提供できない防災講座が担えている。行政関係セクションとの更なる連携により、相乗効果の高い公共サービスとなる。
  • 弱者のための災害対策という点で親子に限定せず、高齢者や外国人まで踏み込もうとしている。活動が流山市内に留まらず他市にも広がっていることは評価したい。本事業が市委託事業となることを願っている。
  • 子育て世代が中心になった積極的な活動は、安定したものになってきたように思える。防災ノートを活用して、様々な取り組みを始めているのは素晴らしい。また、これらの活動を振り返って新たな課題を見つけ出し、新たな取り組みにつなげていることも立派。
4.3
5 もっと知りたい流山 市民塾 市民自治をすすめる会 【まちづくり】
・まちづくりのへの市民のモチベーションを高め、市民の自治意識の啓発や市民力を磨くための学習、実践の場として市民塾を開催していく。近い将来、市民・行政・大学の3者が協働して塾の企画、運営を担う体制をめざす。
(継続事業:3年度目)
  • 市民の皆さんがまちづくりに関心を持つことはとても大切なことなので、広く参加者が集まれる活動を展開されることを望む。
  • 非常に大事なテーマを扱っているが、一方で、難しい点もあり、参加人数が伸びなかったと思われる。ただ、この種の活動は飛躍的に参加人数が増えたりしにくい分野であるが、今後も頑張って欲しいと願う。
  • 講座の内容も充実して、活動の姿勢は明確である。ぜひ、市民目線の財政の学習会を続けてほしい。行政と対等性を担保するためにも、補助金ではなく自主財源で事業予算が組めるようになると素晴らしいと思う。今後の事業計画として、目的にもあるように市民・行政・大学の三者間協働の体制が形になることを期待する。
3.1
6 超高齢社会を担う市民後見人普及事業 NPO法人東葛市民後見人の会流山支部 【福祉の増進】
・認知症などの理由で判断能力が不十分なため日常生活や財産管理面で支えを必要とする高齢者が急増し、悪質商法の被害者となる事件が頻発しております。こうした地域が抱える課題を解決するため、市民が主体的に行政とも緊密に連携を図りながら社会貢献意欲が高く、良質な多くの市民後見人を養成し、それらが担う市民後見活動を通して「市民が市民を支える」暮らしやすい社会の実現を目指す。
(継続事業:3年度目)
  • 市民後見人に対する社会の認知度を高めるのに大変貢献している。
  • この3年間で120名もの市民後見人候補者を輩出している。修了生のフォローアップも含め今後ますますの活動を期待する。
  • 広報に工夫があると、なお良い。
  • セミナーや講座修了後にすぐに市民後見人として活動するにはいくつもの課題があると思うが、地道な活動と広いネットワークで確実にその裾野が広がっていると感じる。高齢化や一人暮らしの方々が増えるに従い、後見人を必要とする機会が増えることから、後見人制度の認知や市民意識を育てるという意味合いで今後の活動に大きく期待する。
4.1
7 流山の重点観光資源を案内する効果的「案内サイン」提案事業 NPO流山まちなみ会

【観光・地域活性化】
・観光資源を効果的に情報発信するための研究及びデザイン化について、千葉大学、江戸川大学の研究室と協働による提案を踏まえ、流山本町を案内する効果的な「案内サイン」の構造、デザイン、場所及び設置等についての提案を具現化し、設置に結びつけていく。
(継続事業:3年度目)

  • 今後も散策会等も含め、流山市の観光資源の開発、市内外へのPRを高め、特に市外からたくさんの人たちが訪れるような活動を進めてくれることを大いに期待する。
  • 提案された「流山本町観光案内デザイン提案」事業が流山市に採用され市の事業となったことは大いに評価したい。引続き「利根運河資源活用案内サイン提案」に向け頑張って欲しい。
  • 今回は、「業務委託」にまでたどり着かなかったが、まちなみ会の活動は、補助金制度を活用する団体の一つの目標になる。会の知見や実績が知的財産として守られる方法を考えていく必要がある。
  • さらなる事業展開を経て、市との協働事業や委託事業として自立運営できるよう期待。
3.8
8 まちづくり人養成塾・流山キャンパス(MBS)運営事業 まちネット流山 【まちづくり】
・地域の課題や社会の矛盾を感じるのみならず、その解決に向け歩みだそうとする市民を発掘育成すること。
(継続事業:2年度目)
  • まちづくりに意欲や興味を持つ方の学びの場として一定の役割を果たしていると感じる。活動を充実させるために他団体と連携して、さらに大きな規模の助成獲得を目指すとのことなので、次年度の活動に期待。
  • カリキュラムや構成を常に研鑽している様子がよくわかった。受講生の個々のニーズに、授業の中で応えていく組み立て方は効果的だと思う。人材育成事業が収益事業になることを期待している。
  • 内容の濃い講義ばかりであり、広く市民に啓発するというものではなく、じっくり時間をかけて人材育成を行おうという高い目的意識を感じた。今後の事業継続、長い目で見た市民育成に大きく期待する。
  • 従来の市民活動の既視感を壊し、事業化の着眼点も良く、魅力的な教材作りを行っている。市民活動高揚の種まきを企図し、人材を輩出することに専念・活躍して欲しい。
3.4

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