オーラルフレイル
オーラルフレイルとは
「オーラル=口」の「フレイル=虚弱」という意味で、お口の機能の軽微な低下や、食の偏りなどのお口の衰えのことです。
歯を失い、かたいものが噛めない→やわらかいものばかり食べる→食べる機能の低下→噛めない・・・。
筋肉は使われないと衰え、お口の機能はますます低下していきます。
最近、話がしにくい、活舌が悪くなった、飲み込みにくい、むせる、こぼすなどの症状などはありませんか?
これらは老化の初期ともいわれています。
口腔機能の低下をそのまま放置していると、食事が摂りにくくなり、低栄養や誤嚥(ごえん)などの状態からさまざまな病気を招く可能性があります。
また、全身的なフレイル(心身の虚弱)へとつながり、ゆくゆくは要介護となってしまいます。
オーラルフレイルはフレイルの前段階といわれ、適切な対処を行うことで健康に戻れる可能性があります!
自覚症状がなくても将来のあなた自身のために、お口の機能について意識してみましょう。
オーラルフレイルはいつ頃から始まる?
オーラルフレイルは、実は若い頃から始まっています。
令和元年 厚生労働省「国民健康・栄養調査結果の概要」では、
左右両方の奥歯でしっかり噛みしめられない方が20歳代で6人に1人弱、40歳代では4人に1人います。
また、半年前に比べてかたいものが食べにくくなった方も、20歳代から30歳代にかけて4倍近く増えており、
オーラルフレイルは若い頃から始まっていると言えます。
40歳代になると、これらに加え歯周病が増え始め、噛む力も少しずつ衰えるため、オーラルフレイルに該当する方は10%台と、一定の割合で存在しています。
自分はまだ若いから大丈夫と思わず、ささいなお口の変化を普段から気にかけましょう。
下記のリンクからオーラルフレイルについて詳しく知ることができます。
予防のための口腔体操や、セルフチェックをやってみましょう!
オーラルフレイルを予防するには
1.かかりつけ歯科医をもちましょう!
気になることがあれば相談し、半年に1回は歯科健診を受けましょう!
2.お口のささいな衰えには気を付けましょう!
セルフチェックを習慣づけて、お口の不調に早く気付けるようにしましょう。
3.バランスのとれた食事をとりましょう。
食事はからだを作る基礎です。バランス良く、よく噛んで食べるようにしましょう!
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