令和6年度 基金の使い道の報告

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ページ番号1050271  更新日 令和7年7月11日

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 皆様からお寄せいただいた寄附等を各基金に積み立て、各事業の実施に活用させていただいています。令和6年度に基金を活用し、実施した事業(23事業)の概要を次のとおりご報告します。

 ※令和7年7月11日に内容の一部(小学校設備改修事業と中学校設備改修事業への基金からの充当額)を修正しました。

1.多文化共生社会づくりの推進およびウクライナ避難民への生活支援に役立てました。

事業概要

多文化共生社会づくりの推進

 在住外国人の方からの生活関連や公的手続きなどのさまざまな相談に対応するため、江戸川台駅前庁舎3階に国際理解サポートセンターを設置しています。
 本市では近年、外国人の方が増えており、令和7年4月1日現在、4,225人、総人口の約2.0%を占めています。そこで、外国人の方でも理解しやすい「やさしい日本語」を普及するため、「やさしい日本語ポスター展」を開催するとともに、「やさしい日本語講座」を開催しました。さらに、市内在住の外国人の方との交流を通じて、多文化共生について考えるきっかけを作るため、「世界の料理教室 ラトビア編」を開催しました。
 引き続き、多文化共生社会づくりに推進していきます。

ウクライナ避難民への生活支援

 ロシアがウクライナに対して武力侵攻を開始し、ウクライナ各地で激化している戦闘により、現在も多くのウクライナ国民が不安の中で過ごしています。
 本市では、ウクライナから流山市に避難されている方に対して、水道・下水道料金、国民健康保険料等の免除を行いました。

事業内容

事業名

多文化共生推進事業、平和施策事業、国民健康保険特別会計繰出事業
基金からの充当額 1,705,813円
事業担当課 総合政策部 企画政策課
外国人の方が机を囲んで話している様子の写真
やさしい日本語ポスター展
外国人の講師が調理室でエプロンをつけている市民に対して講義を行っている様子の写真
世界の料理教室
ウクライナの国旗の画像
ウクライナ国旗

2.地域の中で障害者(児)が自立や社会参加をするための事業に役立てました。

事業概要

 障害者(児)が住み慣れた地域の中で自立した生活や社会参加ができるよう、移動支援や日中一時支援、訪問入浴サービスなどの在宅サービス、手話通訳者や要約筆記者による意思疎通支援、福祉サービス等のさまざまな相談ができる相談支援、障害者が日中に通い、創作活動を行う場である地域活動支援センターといった、地域の特性に応じたサービスの提供を行いました。 

事業内容

事業名 障害者地域生活支援事業
基金からの充当額 47,000,000円
事業担当課 健康福祉部 障害者支援課
地域活動支援センターの外観
地域活動支援センター
会議室で受講生が班になって話している様子の写真
職員手話講習会の様子

3.民間の児童発達支援センターに対する建設補助に役立てました。

事業概要

 児童発達支援センターは未就学児を対象に、集団活動による自立支援や、運動・言語・作業療法などの機能訓練により発達を促すとともに、保護者からの相談を受け付け、支援することで、総合的に子どもの育ちをサポートする療育施設で、地域の中核的な役割を担います。
 これまでは市内に公設の児童発達支援センターが1カ所のみ設置されていましたが、民間事業者に対して、建設に対する補助を行うことで、市内2カ所目となる施設が開所しました。

事業内容

事業名 児童発達支援センター整備費補助事業
基金からの充当額 25,000,000円
事業担当課 健康福祉部  障害者支援課
建設された児童発達支援センターの外観
児童発達支援センター「スター☆ビーズ」外観
室内の様子
児童発達支援センター「スター☆ビーズ」

4.児童発達支援センターつばさの狭隘な事務室の拡張に役立てました。

事業概要

 拡張工事によって一人当たりのスペースが約1.5倍となり、執務環境が改善され、事務執行の効率化が図られました。

事業内容

事業名

つばさ学園改修事業
基金からの充当額 3,000,000円
事業担当課 健康福祉部 児童発達支援センター
児童発達支援センターの外観
事務室を拡張した児童発達支援センター(外観)
拡張された事務室
事務室を拡張した児童発達支援センター

5.ごみ焼却施設の延命化に伴う基幹的設備改良工事に役立てました。

事業概要

 ごみ焼却施設の延命化を図るため、令和2年度に策定した長寿命化総合計画に基づき、令和7年度の工事完了に向けて、基幹的設備改良工事を行っています。

事業内容

事業名

廃棄物処理施設延命化事業
基金からの充当額 262,000,000円
事業担当課 環境部 クリーンセンター
クリーンセンターの外観
クリーンセンター

6.白みりんミュージアムの整備事業に役立てました。

事業概要

 白みりん発祥の地であることをPR・体験できる観光拠点として「流山市白みりんミュージアム」を整備し、令和7年3月29日にオープンしました。施設では、みりんの製造工程を映像や一部実演での体験、白みりん関連展示物の見学など、白みりん誕生の歴史を学ぶことができます。


事業内容

事業名 白みりんミュージアム整備事業
基金からの充当額 20,205,000円
事業担当課 経済振興部 流山本町・利根運河ツーリズム推進課
白みりんミュージアム外観
白みりんミュージアム
白みりんミュージアム展示物の写真
展示エリア
館内にある仕込桶の展示
仕込桶

7.総合運動公園の再整備に役立てました。

事業概要

 総合運動公園の再整備により新設された広場に芝を張る整備(3,130平方メートル)や、利用頻度の高いトイレの改修、再整備を反映させた案内板の設置(12基)を実施しました。

事業内容

事業名 新たな賑わい空間創出事業
基金からの充当額 34,623,000円
事業担当課 まちづくり推進部 みどりの課
運動公園広場の芝の写真
新設された広場
総合運動公園の案内板の写真
案内板

8.電子黒板の整備に役立てました。

事業概要

 流山市GIGAスクール構想に基づき、1人1台タブレット端末を使用できる環境を前提として、「個別最適な学び」と「協動的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」を実現するために不可欠な学習基盤として、ICT環境の整備を行っています。
 令和6年度は、八木中学校、西初石中学校の全普通教室に電子黒板と実物投影機を整備しました。

事業内容

事業名 ICT学習空間整備事業
基金からの充当額 16,545,000円
事業担当課 学校教育部 指導課
通常の黒板の前に設置された電子黒板の写真
電子黒板

9.新設校に通学する児童・生徒の教育環境の充実に役立てました。

事業概要

 令和6年4月に、おおたかの森地区に新規開校した市野谷小学校、南流山地区に新規開校した南流山第二小学校、東洋学園大学旧校舎に移転開校した南流山中学校に、必要となる事務用消耗品、教科用消耗品等の整備を行い、児童・生徒の教育環境の充実を図りました。


事業内容

事業名 南流山第二小学校整備事業、市野谷小学校整備事業、
南流山中学校移転整備事業
基金からの充当額 9,049,960円
事業担当課 教育総務部 教育総務課
桜の木が描かれた階段の写真
市野谷小学校 正面玄関の階段
教室に机といすが並んでいる様子の写真
南流山第二小学校 普通教室
広い廊下に机といすがある写真
南流山中学校 コミュニケーションスペース

10.老朽化した小学校校舎等の改修に役立てました。

事業概要

 小学校遊具の改修や、教室の不足が見込まれる学校の教室整備等を行いました。

事業内容

事業名 小学校校舎等改修事業
基金からの充当額 12,548,000円
事業担当課 教育総務部 学校施設課
ブランコの写真
西深井小学校の改修したブランコ

11.老朽化した小学校設備の改修に役立てました。

事業概要

 流山小学校における揚水ポンプの改修や東深井小学校の受水槽の改修等を行い、給水体制の安定性および機能性の強化を図りました。

事業内容

事業名 小学校設備改修事業
基金からの充当額

13,507,000円

事業担当課 教育総務部 学校施設課
揚水ポンプの写真
流山小学校の揚水ポンプ
受水槽の写真
東深井小学校の受水槽

12.おおぐろの森小学校の校舎の増築に役立てました。

事業概要

 おおぐろの森小学校の児童数増加による教室不足に対応するため、校舎増築の基本設計と実施設計を行いました。

事業内容

事業名 おおぐろの森小学校校舎増築事業
基金からの充当額 6,940,000円
事業担当課 教育総務部 学校施設課
俯瞰的に見たおおぐろの森小学校のイメージ
おおぐろの森小学校の増築後 外観イメージ
おおぐろの森小学校増築校舎の教室を後ろから見たイメージ
おおぐろの森小学校増築校舎の教室イメージ
おおぐろの森小学校増築校舎の廊下のイメージ絵
おおぐろの森小学校増築校舎の廊下イメージ

13.老朽化した中学校設備の改修に役立てました。

事業概要

 西初石中学校の給水管の改修や八木中学校における公共下水道への接続工事等のほか、公共下水道への接続に伴う受益者負担金の支払いに充てました。

事業内容

事業名 中学校設備改修事業
基金からの充当額 28,921,000円
事業担当課 教育総務部 学校施設課
学校内の水飲み場の写真
西初石中学校の2階水飲み場
屋上にある給水設備の写真
西初石中学校の屋上高架水槽
校舎の外壁にある給水管の写真
西初石中学校の給水設備

14.南流山中学校の移転先用地および建物の取得に役立てました。

事業概要

 令和6年4月に移転開校した南流山中学校の用地および建物の取得費を割賦で支払うことで、予算の平準化に努めています。

事業内容

事業名 南流山中学校移転先用地・建物買取事業
基金からの充当額 25,008,000円
事業担当課 教育総務部 学校施設課
南流山中学校の外観の写真
南流山中学校

15.常盤松中学校の校舎の増築に役立てました。

事業概要

 常盤松中学校の生徒数増加による教室不足に対応するため、校舎増築の基本設計と実施設計を行いました。

事業内容

事業名 常盤松中学校校舎増築事業
基金からの充当額 13,030,000円
事業担当課 教育総務部 学校施設課
常盤松中学校増築校舎の外観のイメージパース
常盤松中学校増築校舎の外観イメージ
後ろから見た教室全体のイメージパース
常盤松中学校増築校舎の教室イメージ
廊下のイメージパース
常盤松中学校増築校舎の廊下イメージ

16.「秋元家住宅土蔵」保存修復工事に役立てました。

事業概要

 市内に残る指定文化財・国登録有形文化財等の保存整備を行い、活用を図ります。
 国登録有形文化財「秋元家住宅土蔵」の公開に向け、令和6年度は建物外観部の保存修復工事を行いました。

事業内容

事業名

指定等文化財保存活用整備事業
基金からの充当額 55,000,000円
事業担当課 生涯学習部 博物館
秋元家住宅土蔵の外観の写真
外観部の保存修復工事を行った秋元家住宅土蔵

17.総合運動公園庭球場や流山スポーツフィールドの施設整備に役立てました。

事業概要

総合運動公園庭球場の整備

 総合運動公園庭球場は、年間を通して多くの市民等に利用され、さまざまな大会が開催される等、テニスを通じて多くの市民が交流する市民スポーツ活動の中心地となっています。令和5年度に5~12面の改修工事を実施し、多くの市民がテニスに触れ合う機会を創出しましたが、令和6年度はさらなる利便性の向上のため、同施設における1~4面の人工芝張替え工事を行いました。

流山スポーツフィールドA面の整備

 流山スポーツフィールドは市内における屋外スポーツ競技の中心地となっています。さらなる利便性の向上を図ることで、スポーツを通じた交流人口の向上や市民の健康増進に寄与することが見込まれるため、流山スポーツフィールドA面を夜間使用できる人工芝の運動場とする整備を進めています。

事業内容

事業名 体育施設改修・整備事業
基金からの充当額 32,103,000円
事業担当課 生涯学習部 スポーツ振興課
人工芝の庭球場の写真
人工芝の張替えを行った総合運動公園庭球場
昼間の人工芝の運動場のイメージパース
流山スポーツフィールドA面のイメージ
夜間照明が点った人工芝の運動場のイメージパース
流山スポーツフィールドA面のイメージ(夜間)

18.学校給食提供に必要な食器や調理場備品などの整備に役立てました。

事業概要

 学校給食提供時に使用する食器や調理備品を更新し、児童・生徒への安心安全な学校給食の提供を行いました。

事業内容

事業名

学校給食環境整備事業
基金からの充当額 43,455,000円
事業担当課 学校教育部 学校教育課
給食室の機材や給食を入れる皿、トレーの写真
整備した厨房機器と食器の一例

19.消防本部・中央消防署の移転に向けて役立てました。

事業概要

 現庁舎は昭和49年度に竣工されたもので、施設や設備の老朽化や狭隘化などが懸念されています。
 新庁舎では、市民の安心・安全を守る防災拠点施設、市民に開かれた庁舎、環境にやさしい庁舎を理念に掲げ、移転事業を進めます。

事業内容

事業名

中央消防署移転事業
基金からの充当額 47,921,000円
事業担当課 消防本部 消防総務課
新消防庁舎の全体写真
新消防庁舎
新消防庁舎の入り口前の写真
新消防庁舎

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