ぐるっと流山　第34回流山市民音楽祭

　令和6年3月10日（日曜日）、スターツおおたかの森ホールで「第34回流山市民音楽祭」が開催され、多くの方が音楽に触れあい、楽しむひとときを過ごしました。
　この音楽祭は、市内で活動する音楽団体の発表の場であることはもちろん、音楽を通じてコミュニティーの輪を広げ、地域文化の発展を図ろうと平成2年から続けられているイベントです。

　音楽祭の特色は、当日の舞台だけでなく、準備から進行までを出演者が行う手づくりのイベントであることです。およそ6カ月をかけて、出演する各団体が協力し、ポスター・チラシづくりから舞台進行まで行っています。
　今回は公募によって参加した、コーラス、ギター、お囃子、オカリナ、器楽アンサンブルなど多彩なジャンルの計24団体が、自分たちの持ち味を生かした演奏を披露しました。

　第1部は、「流山シニアアンサンブル」の20人を超えるメンバーによる合奏で幕を開けました。その後、「カンタービレ流山」「ダ・カーポ流山」「チャープ」「連の會」「チェロ友の会」「小柴家合唱隊」「サウンド・フォー」「ゴスペルクワイア Trinity N.Y」「おおたかの森トリオ」「錦歌会」「東葛お囃子愛好会」と続き、観客の皆さんはバリエーション豊かな演奏を楽しんでいました。

　第2部では、井崎市長が「今回は文化会館の改修工事に伴い、スターツおおたかの森ホールでの開催となりましたが、このホールは音響がとても優れているほか、ステージと客席の一体感が感じられます。緊張することなく、いつもの実力を発揮し、素晴らしいハーモニーを観客の皆さんにご披露ください」と出演団体へ激励の言葉を送りました。

　第2部は「リコーダーアンサンブル・ヴィヴァーチェ」「男声合唱団 コールJUN」「女声合唱 コスモス」「ル・シード」「ミレニアム・ハーモニー」「ぴいこら」「Chor Lipine」「女声合唱 マードレ・コール」「千葉県生涯大学校 流山校友会 コスモスエコー」「女声合唱団 コール・萌」「混声合唱団・それいゆ」「千葉県生涯大学校クリスタルエコー」と続き、大きな拍手の中、終演となりました。

　来場された方からは「頑張っている同年代の方を見ると自分も頑張ろうと思えます」「このホールには初めて来ましたが、音の響きがとてもよく、演奏はどれも聴きごたえがありました」「毎年来ています。今年も楽しみにしていました。また来年も来たいです」「いろいろなジャンルの演奏があってとても楽しめました」などの声が聞かれました。

　これからも、音楽を通じたコミュニティの輪が一層広がることを願っています。次回の市民音楽祭の開催については、今後、広報ながれやまや市ホームページなどでお知らせします。皆さんのご参加をお待ちしています。