ぐるっと流山 感謝の集いコンサート2024

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ページ番号1045591  更新日 令和6年4月11日

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コンサートの様子

 令和6年3月25日(月曜日)、スターツおおたかの森ホールで南部中学校(大舘昭彦校長、生徒数790人)の吹奏楽部定期演奏会「感謝の集いコンサート2024」が開催されました。この演奏会は、同校の吹奏楽部が例年開催しているもので、先日卒業式を終えたばかりの3年生も含めた49人が、地域の皆さんや家族、友人、先生方へ感謝の気持ちを込めて演奏を披露しました。

コンサートの様子

 22回目を迎える今回は、毎年会場としている文化会館の大規模改修工事のため、スターツおおたかの森ホールでの開催となりました。客席数の関係もあり、より多くの方々に演奏を聴いていただきたいと、午後の本番に加え、関係者には午前の公開リハーサルの様子も披露されました。3部構成のステージで、コンクール曲からテレビ主題歌、ビッグバンドジャズなど、バラエティーに富んだ楽曲全15曲が演奏されました。

コンサートの様子

 南部中吹奏楽部は、令和5年度千葉県吹奏楽コンクール中学校の部B部門で金賞、東関東吹奏楽コンクール中学校の部B部門で金賞と、輝かしい成績の数々を収めてきました。コンクール曲には「赤い森~1986.4.26チェルノブイリ原子力発電所事故による~」を選び、演奏技術はもちろん、曲の背景についても向き合い、部員全員で深い音楽を作り上げてきました。この曲にめぐり会えた喜びと、平和への祈りを込めた演奏に、来場者の皆さんも感動している様子でした。

コンサートの様子

 また、近隣の自治会への訪問演奏など、地元での活動にも積極的に参加し、音楽を通じた交流をしてきました。令和5年11月26日の三郷流山橋有料道路開通記念式典では、テープカットのファンファーレや渡り初めパレードの音楽を担当し、千葉県と埼玉県をつなぐ地域の念願の橋開通の歴史的瞬間に立ち会い、祝賀ムードを盛り上げました。その際演奏した「ウェルカム・マーチ」「ゴールデン・ジュビリー」も本コンサートで披露されました。

コンサートの様子

 部員を代表して旧部長の濵口美咲さんがあいさつし、「今年度は規制が緩和され、さまざまな活動ができるようになりました。その一つひとつで、部員それぞれが仲間と音に向き合い、バンドとして成長することができました。これからは、今年皆さんから頂いた応援をもとに、後輩たちが発展させてくれると思うので、今後も南部中吹奏楽部をよろしくお願いします」と述べました。

コンサートの様子

 今年度に着任し、指導を行ってきた顧問の大野耕哉先生からは、「4月に2・3年生19人でスタートしましたが、1年生だけでなく2・3年生からも新入部員があり、総勢49人で今日を迎えることができました。コロナ禍で楽器に触れることができなかった学年で、最初は楽譜を追うだけで精一杯のこともありましたが、こうして東関東大会まで駒を進めることができたのも、日ごろの活動を温かく見守ってくださった地域の皆さんのおかげです」とお礼のことばがありました。

司会の三人

 楽器演奏に加えて、歌ありダンスありの盛りだくさんな演出や、息のぴったり合った3年生三人組の司会に、会場からは大きな拍手が送られていました。最後に、このコンサートをもって引退する3年生一人ひとりに1・2年生から花が渡され、1年間の集大成のステージを締めくくりました。吹奏楽部OB・OGや中学校のクラスメイト、かつての顧問の先生方なども駆けつけ、音楽への愛と笑顔にあふれた春の一日となりました。

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