ぐるっと流山 四季の花々展
「希望」をテーマに、生け花作品4点を展示
令和6年3月8日(金曜日)まで、市役所1階ロビーで「四季の花々展」を開催しています。この展示は、流山市文化協会華道部(華道振興会)の協力のもと奇数月に開催しているもので、今回は「希望」をテーマに4点の作品を展示しています。
作品を展示しているのは、都古流正派の直枝一董さん、佐藤一伸さん、松山流の根本正泉さん、金本真泉さんです。
直枝さんは、木瓜(ボケ)、カラー、菜の花、麦、スイートピー、葉蘭(ハラン)を組み合わせて生けました。赤い花が目を引く木瓜は、庭で育てられたものだそうです。「春は出会いの季節です。明るい黄色の菜の花、穂が出たばかりの若い麦などを花材に取り入れ、希望に満ちた新しい出会い、季節の移り変わりをイメージしました。ご覧になった方々に、明るく穏やかな気持ちになっていただけたら」と話しました。
佐藤さんは、サンシュユ、アイリス、アメリカンナデシコ、アルストロメリア、ドラセナを組み合わせて生けました。青と黄色のコントラストが印象的な作品です。「希望は黄色のイメージがあったので、かわいらしい黄色のサンシュユを花材に選びました。アメリカンナデシコは、世界で起きているいろいろなことも、その見た目のように、トゲトゲしたものも、丸くなるよう、願いを込めて生けました」と話しました。
根本さんは、キンギョソウ、アルストロメリア、雪柳(ユキヤナギ)、ロベを組み合わせて生けました。ピンクのキンギョソウとやわらかな風が吹いて舞っているかのようにも見える白い小さな雪柳が、暖かな春の訪れを感じさせる作品です。「春になると、いろいろなお花が見られるようになります。彩り豊かで、季節を感じられるお花たちに、ぜひ心を癒やされてみてください。いい香りも楽しめます」と話しました。
金本さんは、サザンカ、キンギョソウ、カラー、ツワブキ、カサブランカを組み合わせて生けました。黄色のキンギョソウのほか、サザンカの木々の新芽も吹き、青々としている様子が、テーマの「希望」を感じさせる作品です。「暖かい日が続けば、最終日にはカサブランカのつぼみも開き、初日とは違った様子も楽しめるかもしれません。和やかな気持ちで、ご覧いただけたらうれしいです」と話しました。
展示は8時30分から17時15分(最終日は16時)までご覧いただけます。
次回は「薫風」をテーマに、5月7日(火曜日)~10日(金曜日)まで開催予定です。
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