ぐるっと流山　第1回市民環境講座　親子でソーラーカーを作ろう

　令和5年6月17日（土曜日）、生涯学習センター（流山エルズ）で第1回市民環境講座「親子でソーラーカーを作ろう!」が行われました。市民環境講座は市が市民活動団体「温暖化防止ながれやま」に委託して実施している事業です。

　今回の講座には、計19組の小学生の親子が参加しました。親子で太陽光発電について楽しく学べる内容で、ニッパーやドライバーを使用するなど、難しい工程もありましたが、子どもたちは保護者や指導員に教わりながら一生懸命ソーラーカーを作りました。

　ソーラーカーを完成させた後は、いよいよ試験走行です。屋上に集まり、完成したソーラーカーを走らせました。当日は快晴で、太陽光によってすぐに走り出す様子を見て子どもたちは喜びの声をあげていました。ソーラーパネルの向きを変えると速度が変わることや、日陰をつくるとソーラーカーが走らなくなることを体験することで、子どもたちは太陽エネルギーの力を実感していました。

　参加した子どもたちからは、「太陽電池で動く車の構造が知れてよかった」「人工の光では走らないのに、日光で走るのはなぜか」などの感想がありました。また、保護者の方からは「ソーラーエネルギーを身近に感じることができました」「ソーラーカーの工作を通して太陽のエネルギーについて、話す機会となりました」などの感想が寄せられ、太陽光の力を感じるとともに、太陽エネルギーについて考える良いきっかけになったようです。