ぐるっと流山 「自分らしく生きる」をささえあう地域づくりのために 福祉の有識者から今後の相談支援体制へ提言書を提出
令和5年6月12日(月曜日)、流山市生きづらさ包括支援の在り方懇談会座長・勝本正實さんが市長室を訪れ、井崎市長に「流山市重層的支援体制整備事業の実施について」の提言書を提出されました。
これは、福祉の窓口が高齢、障害、子育てなどの年代や属性による縦割りを超えて連携し、生きづらさを抱えて困っている方を継続的に支援する新しい事業です。この事業を通じ、住民同士が困り事を抱えた時に、互いに気にかけあう地域づくりを目指しています。
懇談会は市内外で高齢者・障害者・子育て・生活困窮など、福祉の各分野で活動されている有識者7名によって構成されています。会議では、職員のプロジェクトチームと共に、本事業を先行して実施している自治体からのヒアリングや、各委員が現場で困難を感じている事例などを基にして、幅広く意見が交わされました。
7回の会議を経て完成した提言書では、新しい相談体制の在り方のみならず、既存の相談窓口の活用の視点や、人と人とがつながり、互いに支え合いながら暮らしていくことのできる地域共生社会への思いも込められたものになりました。
勝本さんからは「実のある制度になるためには、行政だけで行うのではなく、市民や既存団体との連携が重要です。対象者を地域社会がうまく受け止めることができれば、流山市として胸を張れるような大きな働きになります。ぜひ私たち民間と一緒に進めていただきたい」とこの事業に対する期待が語られ、井崎市長からは懇談会の1年に渡る精力的な活動に謝意を示すとともに「実現に向けて責任は重大だと感じています。ぜひこれからもご相談させていただけたらありがたい」と述べました。
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