ぐるっと流山 流山市総合防災訓練

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ページ番号1022990  更新日 令和1年10月5日

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写真:防災訓練開始の様子

 令和元年9月1日(日曜日)、南流山小学校で市総合防災訓練が行われ、関係機関や地域の皆さん1,093人が参加しました。今年度は例年実施している震災訓練に加え、200年に一度の大雨により一級河川である江戸川が増水・決壊した場合を想定した水害訓練を初めて実施しました。開会式では、井崎市長から総合防災訓練の概要説明があり、来賓の齋藤健衆議院議員から「まずは自分の身をしっかりと守る行動を取ってください。その上で、一人ひとりができることを考えて実行してください」とあいさつがありました。

写真:水害訓練の様子
警戒レベル2の避難情報に基づきハザードマップで避難行動を確認

 開会式終了後、9時45分に水害訓練の避難情報がアナウンスされると、参加者たちは氾濫の危険の高まりに応じて市から配信される警戒レベル1~5の避難情報に基づき、一人ひとりが取るべき行動の説明を受けながら避難していました。今回は南流山中学校の生徒たちも訓練に参加し、近くにいる大人と力を合わせ、けが人や高齢者の方々を支えながら一緒に避難していました。

写真:シェイクアウト訓練の様子

 その後、マグニチュード7クラスの流山市直下型の地震による火災発生や建物の崩壊などの被害を想定した震災訓練として、参加者全員が身の安全を確保するシェイクアウト訓練や水消火器を使用した初期消火訓練、消防団や自治会、中学生が協力して行う倒壊家屋からの負傷者救出訓練、ボランティアの方による瓦礫除去訓練などが行われました。

写真:流山子育てプロジェクトの皆さんの様子
段ボールを使用した避難所設営

 体育館では、避難所運営訓練や救護所開設訓練が行われました。今回初めての試みとして、女性の視点を取り入れた避難所運営訓練を実施し、参加者たちは女性や高齢者、障害者などの人権に配慮したスペースの確保や、救護所の開設訓練などを行いました。簡易トイレの展示ブースも設けられ、流山子育てプロジェクトの毛塚幸恵さんと坂田亜矢さんは「避難所での生活で女性や子どもが一番困るのはトイレの問題です。特に子どもは慣れない環境でトイレに行くことを我慢し体調を崩してしまうこともあるので、訓練であらかじめ簡易トイレに触れておくことが大切だと思います」と話してくれました。訓練に参加した南流山中学校2年生の吉田恵理さんは、「共同生活を送る避難所では、情報共有のために夕方に打ち合わせの時間を設けることが大切だと知りました。食事後に時間を設定してしまうと、ゆっくり休めない人もいるので、食事前にすることを提案してみました」と笑顔で語ってくれました。

写真:訓練に参加した南流山中学校の生徒の様子

 救護所開設訓練に負傷者役として参加した同2年生の長谷川香苗さんは、「けがで思うように動けないという設定で、一人でいることが不安でしたが、すぐに救助に来てくれて安心しました」と感想を聞かせてくれました。また、担架で負傷者を運ぶ係を担当した同2年生の向井健悟さんは「担架を持つのは初めてでしたが、想像していたよりも重かったです。担架に乗せる人の体格や年齢によって、さまざまな配慮が必要だと感じました」と語ってくれました。

写真:火災訓練の様子

 最後に、学校からの火災発生を想定した消火救助訓練が行われました。消防車から放水が行われると、参加者からは歓声と拍手が沸き起こりました。また、会場内展示コーナーではアルファー米の炊き出しやAED体験、災害用備蓄品を携帯する防災リュックなどが紹介されました。訓練終了後、井崎市長は「安心メールの登録や、子どもでも6キロの水を運ぶことのできる市の給水バッグの活用をお願いします」と参加者の皆さんに呼び掛けました。

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