ぐるっと流山 手作り行灯と観月の夕べ
流山中央地区社協主催 流山南高・南部中・流山小の皆さんとの手作り行灯(あんどん)が一堂に
令和元年9月14日(土曜日)、「手作り行灯と観月の夕べ」が流山小学校のグラウンドで行われました。この催しは、流山中央地区社会福祉協議会の主催によるもので、同協議会と流山南高校、南部中学校、流山小学校の生徒・児童の皆さんが4年にわたり作り貯めた行灯およそ300個が、中秋の名月にあわせ一堂に披露されました。
心配されていた雨も午後にはやんで、会場では南部中学校吹奏楽部の皆さんやバイオリン奏者・アントニオ斉藤さんの演奏が披露されました。来場の皆さんは音楽を聴きながら行灯のほのかな灯りを楽しんでいる様子でした。ずらりと並んだ手作り行灯はどれもユニークで、幻想的な風景を写真に収める方もいらっしゃいました。厚い雲の切れ間から大きな月が姿を見せると、会場からは感動の声も聞かれました。
木にお住まいの金子洋子さんはお母さんの加羽沢うめ江さんと来場。「これだけたくさんの行灯が並ぶと圧巻ですね。80歳を超える母の介護の気分転換にもなりました(金子さん)」「見に来ることができてよかった。ずっと見ていたいくらいです(加羽沢さん)」と感想をお聞かせくださいました。金子さんに誘われたという小野通子さん(柏市)は「行灯がとてもきれいで、流山ならではの魅力があってすてきだなと思いました」とお話しくださいました。
流山中央地区社会福祉協議会と、流山南高校、南部中学校、流山小学校の3校は、平成27年度から29年度の3年間、千葉県社会福祉協議会から福祉教育推進校・福祉教育推進団体の指定を受けました。指定期間が終了した後も継続的な交流を図りたいと、昨年からこの「手作り行灯と観月の夕べ」が開催されています。切り絵行灯作成の指導を担当した同協議会の長谷部年春さんは「このような催しが地元の安心に繋がってくれればと願います。小・中学生や高校生の手作り行灯で、さらに流山を盛り上げていきたい」と話していました。
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