ぐるっと流山 四季の花々展
「初秋」をテーマにした生け花作品4点を展示
平成29年9月8日(金曜日)まで、市役所1階ロビーで四季の花々展が開催されています。この展示は、流山市文化協会華道部(華道振興会)の協力のもと開催されているもので、今回は「初秋」をテーマに、4点の作品が展示されています。高橋花文さん(龍生派)は「秋らしい季節感を出してみました。自分の家の庭にあるホウズキ、ケイトウ、イチジクを花材として使用しています。秋の風情を感じていただければと思います」と話してくれました。
高橋篁静さん(草月流)は「花材として使用しているイタヤカエデは、30年前東京での展覧会で使用したものの根を自宅で植えて育てたものです。今年の夏は雨が多く日照時間が少なかったため、この時期でも緑色のままでした。また、初秋というテーマに合わせリンドウを活けています。花器は15年前に千葉県立特別支援学校流山高等学園の当時の生徒が作成された植木鉢を花器として使っており、世界に一つだけの花器です」と見どころを教えてくれました。
本多朱菖さん(草月流)は「今回の作品では自由花(型にとらわれず、作意の赴くまま、自由に挿した生け花)で活けています。ワレモコウなど秋らしい花材を揃え、秋の繊細さを出しました」と話してくれました。畑中一節さん(都古流正派)は「初秋のテーマに合わせ、ケイトウ、コギク、クッカバラを活けています。また、ミズヒキソウ、ナギ、ホトトギスは自宅の庭で育てたものを使用しています。そのうち、ナギは日本で一番大きなナギの木がある和歌山県の熊野速玉大社で売っているナギの苗を買って、自宅で育て花材として使用しています」と見どころを教えてくれました。
次回は「錦秋」をテーマに11月13日(月曜日)から17日(金曜日)に開催予定です。
華道部も参加する第63回流山市文化祭が10月29日(日曜日)から11月26日(日曜日)まで開催されます。また、生涯学習センター(流山エルズ)で11月9日(木曜日)から11月12日(日曜日)には華道展を予定していますので、ぜひご覧ください。
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