ぐるっと流山 森の図書館科学教室 「水を乗りこなせ! 」

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ページ番号1016063  更新日 平成29年8月31日

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先生の説明に耳を傾けます

 平成29年8月20日(日曜日)、森の図書館の視聴覚室で科学教室「水を乗りこなせ! 」が開催されました。この教室は、柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)の野村一貴さんを講師に迎え、夏休みを過ごす子ども達に身近な水の科学を体感してもらおうと企画されたものです。柏の葉サイエンスエデュケーションラボは、「科学コミュニケーション活動を通じた地域交流の活性化」をテーマに、東京大学柏キャンパスの大学院生が主体となって平成22年に発足した市民団体。柏の葉地区を中心として、社会人も含め幅広い年代のメンバーが所属しています。

講師の野村一貴さん

 講師の野村さんは、東京大学柏キャンパスで都市の水問題について研究されています。この日は、小学校4年生以上を対象に、水をテーマにした3つの内容で実験や工作が行われました。1つ目のテーマは「沈む野菜、沈まない野菜について」です。「重い野菜は沈むよね」「カボチャは沈むよ。でもトマトは軽いから浮かぶよね」と、子ども達から意見が出たところで、いよいよ実際に水に野菜を沈めて確かめてみました。実験結果は予想と大違い。「えー、それ浮かばないの? 」「沈まないと思った! 」と子ども達は大興奮でした。

予想をしながら実験

 水の浮力を学んだ応用として、2つ目のテーマは工作「牛乳パックとストローを使って船を作ろう」です。牛乳パックとストローを使って、どのように作ると船は早く進むでしょうか。みんなで考えながら作ってみます。ストローを短くしたり、牛乳パックに空いた穴をふさいで実験します。工夫を凝らすと手作りの船はいろいろな速度で進む原理を学びました。

楊枝を使って進む実験

 最後のテーマは「表面張力」です。水溜りで見かけるアメンボは、水の上を滑ったり跳ねたりできます。では、針金で作ったアメンボは、本物と同じように水の上に浮かぶのでしょうか。みんなで試行錯誤を重ねます。すると「形を変えたら少し浮いた」と大喜び。表面張力の仕組みがわかると、続いて「どうしたら表面張力は消えるのか」の実験をしました。どの実験でも、何度もチャレンジする子ども達の姿が見られ、最後には「お風呂で実験してみます」という声や、「自由研究の参考になりました」と嬉しそうな感想が寄せられました。

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