ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)定期接種のキャッチアップ接種について
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)定期接種のキャッチアップ接種について
令和5年4月1日から9価ワクチン(シルガード9)がキャッチアップ接種の対象になります
これまで、定期接種・キャッチアップ接種で使用できるワクチンは2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)の2種類でしたが、令和5年4月1日から、9価ワクチン(シルガード9)が使用できるようになりました。
ヒトパピローマウイルス(HPV)にはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチン は、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンで す。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、 7種類のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防することができます。
キャッチアップ接種とは
ヒトパピローマウイルス感染症予防ワクチン(以下HPVワクチン)は、令和3年11月26日の厚生労働省の通知により、接種勧奨を再開することになりました。これは、国の検討部会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたためです。
そのため、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方へ、公平な接種機会を確保するため、令和4年4月から3年間「キャッチアップ接種」を実施します。
キャッチアップ接種では、積極的勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった女子が、従来の定期接種の年齢をこえてHPVワクチンを接種することができます。
なお、流山市では、平成9年4月2日~平成18年4月1日の間に生まれた女子で、キャッチアップ接種開始前に任意接種として接種した方を対象に接種費用の一部助成を開始しました。
該当の方は、下記リンク「ヒトパピローマウイルス感染症予防ワクチン(HPVワクチン)任意接種費用助成」をご確認ください。
- 平成9年度生まれ~平成19年度生まれまでの女性へ大切なお知らせ キャッチアップ接種版(厚生労働省リーフレット) (PDF 2.1MB)
- ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
- ヒトパピローマウイルス感染症予防ワクチン(HPVワクチン)任意接種費用助成
対象者
流山市に住民票があり、HPVワクチンの3回接種を完了していない以下の対象者は、無料で残りの回数を接種することができます。
【令和6年度】
平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性
実施期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日まで
費用
無料
接種スケジュール
最大3回のうち未接種回数分が対象です。
初回接種時のワクチンと同じ種類のワクチンで、未接種分を接種します。
対象となるワクチンは、2価(サーバリックス)・4価(ガーダシル)・9価(シルガード9)の3種類です。
2価ワクチン(サーバリックス)の標準的な接種スケジュール
【上記の方法をとることができない場合】
※1 2回目は、1回目から1カ月以上あける。
※2 3回目は、1回目から5カ月以上、2回目から2.5カ月以上あける。
4価ワクチン(ガーダシル)の標準的な接種スケジュール
【上記の方法をとることができない場合】
※3 2回目は、1回目から1カ月以上あける。
※4 3回目は、2回目から3カ月以上あける。
9価ワクチン(シルガード9)の標準的な接種スケジュール
※2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2カ月後と6カ月後にできない場合、2回目は1回目から1カ月以上(※5)、3回目は2回目から3カ月以上(※6)あけます。
交互接種について
原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、すでに2価(サーバリックス)または4価(ガーダシル)のワクチンで接種の一部を終了した方が、途中から9価ワクチンを接種(交互接種)することも可能です。医師と十分相談したうえでご判断ください。
持ち物
- 母子健康手帳
- 本人確認書類(健康保険証など)
- 予診票 ※(お手元にある方)
※お手元にない場合
流山市内の契約医療機関に予診票を置いていますので、そちらをご利用ください。
市外の医療機関で接種する方は、電話・電子申請・流山市保健センター窓口にて予診票の交付を受付ています。
電子申請と電話は予診票送付まで約1週間かかります。お急ぎの方は窓口へお越しください。
いずれの交付方法でも過去の接種履歴を確認するため、母子健康手帳をお手元に準備してください(過去に一度も接種していない方も同様です)。
接種場所
- 流山市予防接種契約医療機関
名簿は、以下の流山市予防接種契約医療機関名簿でご確認ください。
予診票を設置しています・ - 千葉県内定期予防接種契約医療機関
流山市外でも千葉県内の協力医療機関で接種可能です。
予診票を設置していないため、接種を希望される場合は、予診票が必要となります。
(1)電子申請(2)電話(3)保健センター窓口のいずれかでお申し込みください。
いずれの交付方法でも過去の接種履歴を確認するため、母子健康手帳をお手元に準備してください(過去に一度も接種していない方も同様です)。
電子申請と電話の場合、郵送のため1週間程度お時間を頂いています。
※必ず事前に医療機関へ申込み、予診票とワクチンの有無を確認してください。
- 令和6年度流山市予防接種契約医療機関 (PDF 394.7KB)
- 令和6年度流山市予防接種契約医療機関 (Excel 112.6KB)
- 千葉県内定期予防接種契約医療機関(千葉県医師会ホームページ)協力医療機関名簿参照(外部リンク)
- HPVワクチン予診票交付申請(電子申請)(外部リンク)
相談先一覧
予防接種や感染症全般について
「感染症・予防接種相談窓口」では、HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般について、相談にお答えしています。
【電話番号】03-5656-8246
【受付時間】午前9時から午後5時まで(土日祝日、年末年始を除く)
※この相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者によって運営されています。
※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。
HPVワクチン接種後に異常があるとき
まずは接種を受けた医師またはかかりつけ医に相談をしてください。
また、各都道府県に「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」とより身近な地域でHPVワクチンの副反応を相談できる機関として「地域連携医療機関」が設置されています。
これらの医療機関への受診については、接種を受けた医師またはかかりつけの医師に御相談ください。
(接種を受けた医師またはかかりつけ医からの紹介状等が必要になります)。
医療機関の最新情報は下記のリンク先の「千葉県における子宮頸がんワクチンの接種後有症状者に係る地域の医療機関との連携について」(千葉県)をご確認下さい。
HPVワクチン接種後に症状が生じた場合
各都道府県に相談窓口が設置されています。
千葉県:健康福祉部疾病対策課
【電話番号】043-223-2665
予防接種健康被害救済制度
予防接種の副反応によって健康被害が生じた場合に、予防接種健康被害に対する救済制度があります。詳細については、下記のリンク先ページをご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康増進課
〒270-0121 流山市西初石4丁目1433番地の1 流山市保健センター
電話:04-7154-0331 ファクス:04-7155-5949
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