ぐるっと流山　市民ギャラリー　流山市展受賞作品展その1

　令和5年9月29日（金曜日）まで、市役所1階の市民ギャラリーで「流山市展受賞作品展その1」が開催されています。展示されている作品は、さわやかちば県民プラザ（柏市）で7月に開催された第43回流山市展の受賞作品です。
　流山市展は、流山市美術家協会主催の絵画・工芸・彫刻などの美術展です。43回目となる今回は、絵画作品92点、工芸・彫刻作品17点、計109点の作品が出品されました。
 

　今月の展示は、流山市美術家協会賞「晩夏の昼下がり」（洋画・大石優さん）、市展賞「一時」（洋画・山本ちよさん）、会員奨励賞「行商」（洋画・片山義久さん）、「巡路・岩窟教会IV」（洋画・鈴木公隆さん）、「悠久の時」（染色・平尾美栄子さん）、「白磁鉢」（陶芸・梅澤知弘さん）の6作品が展示されました。

　「巡路・岩窟教会IV」を出品された鈴木公隆さんは、「世界遺産のエチオピアにあるラリベラの岩窟教会群の写真をモチーフにして、約4カ月かけて描きました。立体感のある作品を楽しんでいただければうれしいです。今後は夜の景色をイメージした作品を描きたいです」と話してくださいました。

　道屯織の帯「悠久の時」を出品された平尾美栄子さんは、「草木などの天然染料を用いた草木染により、自然な色合いの作品に仕上げました。これからも、作品を通じて沖縄県の伝統を伝えていきたいです」と話してくださいました。

　受賞作品展は、10月と11月にも開催され、月ごとに作品の展示替えを行います。10月の展示は、2日（月曜日）から31日（火曜日）までの平日、8時30分から17時15分（最終日は16時30分）まで展示予定です。ぜひ、ご覧ください。