ぐるっと流山 初心者のための野鳥観察

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ページ番号1025015  更新日 令和2年3月11日

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写真:野鳥観察をする参加者の様子

 令和2年2月20日(木曜日)、森の図書館で「初心者のための野鳥観察」が開催されました。森の図書館周辺は、東深井地区公園(古墳公園)や利根運河など、木々に囲まれた自然豊かな場所です。森の図書館では、周辺に生息する野鳥を観察することで、流山の自然を身近に感じてもらうため、年に数回「初心者のための野鳥観察」を企画しています。解説は、「日本野鳥の会」や「ふじしろ野鳥と楽しむ会」に所属している森の図書館の司書が行います。図書館オリジナルの手作りミニ図鑑には、流山周辺で見られる野鳥48種類を掲載。見つけた鳥の写真にチェックを入れると、後で鳥の名前や姿を確認することができます。
 

写真:梅の花を啄むメジロ

 当日は13人が参加しました。今回は、図書館を出発し、運河や古墳公園周辺を散策しました。歩き始めてすぐに、参加者の方が電柱に鳥の姿を発見。野鳥用の望遠鏡で見ると、ムクドリが2羽隠れていました。ムクドリは群れで行動することが多い鳥ですが、今の時期は夫婦2羽でいることが多いそうです。近くの公園では、ツグミの仲間のアカハラが、地面で餌探しをしているところをみんなで観察しました。住宅街の梅の木では、咲いたばかりの梅の花の蜜をメジロが啄ばんでいました。
 

写真:運河散策の様子

 次に運河を散策しました。白いサギの一種であるダイサギや、バン、オオバン、カルガモ、カイツブリ、それと冬鳥のコガモなどの水鳥を観察することができました。また、上空をカワウが飛んでいきました。岸にはホオジロやツグミなども見られ、ウグイスの「チャッチャッ」という地鳴きも聞くことができました。
 

写真:運河の土手散策時の様子

 運河の土手をゆっくりと歩いて行くと、対岸の細い枝にカワセミがとまっていました。カワセミは清流の宝石とも称される青く美しい鳥です。運河周辺で繁殖し、時折その美しい姿を見せてくれます。運河から古墳公園に向かう途中、小鳥の鳴き声があちこちから聞こえます。シジュウカラや小さいキツツキのコゲラがいたようです。下見の時には、赤い頭とおしりの綺麗なキツツキやアカゲラを見ることができました。
 

写真:利根運河周辺散策の様子

 当日は風もなく穏やかで、22種類の鳥を観察することができました。図書館には、鳥の図鑑や野鳥観察に関する本、利根運河周辺の野鳥が紹介されている本など、野鳥観察に参考となる資料が多数所蔵されています。ぜひ、散策した際に見た野鳥や庭に立ち寄る野鳥などを調べてみてください。次回の開催は、5月に予定しています。詳細は、今後の広報ながれやまや森の図書館ホームページをご覧ください。

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