ぐるっと流山　西初石小学校と小山小学校で人権教室と人権の花運動

　令和2年2月19日（水曜日）、西初石小学校と小山小学校において、松戸人権擁護委員協議会流山部会（秋月孝夫会長）による人権教室が行われました。この教室は、子どもたちが「いじめ」について考えることで、人に対する思いやりや優しい心を育んでもらいたいとの思いから、毎年市内の小学校2校を対象に開催されています。
　今年は、西初石小学校の3年生129人と小山小学校の3年生232人、計361人の児童が参加しました。

　当日の教室では、法務省の人権啓発ビデオ「プレゼント」が上映されました。このビデオは、あるきっかけでクラスメイトから仲間外れにされてしまった女の子が、自身の成長する過程を経てクラスメイトにも良い影響を与え、クラスメイト同士が互いを思いやる心を学ぶというストーリーです。子どもたちは真剣な表情でビデオを見つめ、それぞれの登場人物の立場や気持ちについて活発に意見を交わしていました。

　人権教室のあと、人権擁護委員から子どもたちへプランターの花々が贈られる「人権の花運動」のセレモニーが行われました。この運動は、子どもたちが花を育てることによって生命の尊さを実感し、豊かな心を育み、優しさと思いやりの心を体得してもらうことを目的としています。
　人権擁護委員は、いじめや家族との関係など子どもたちの悩みごとについて相談を受けているほか、小・中学校を訪れ人権教室や人権講演会を開催するなど、子どもの人権を守るための積極的な活動を続けています。