ぐるっと流山 坂川鯉のぼり祭り
坂川鯉のぼり祭り
4月26日から5月6日までの11日間、坂川を舞台にした「坂川鯉のぼり祭り」が、みやぞの野鳥の池に隣接する坂川土手で開催されました。
今年は「令和」への改元に伴う大型連休と重なり、大勢の人が訪れました。井崎市長も5月5日のこどもの日に来場され、市民と一緒にEボートに乗り込んで額に汗をかきながらオールを漕ぎました。Eボートは定員10名のカヌー型のゴムボートで、カヌー体験を手軽に楽しむことができます。
Eボートの乗船会は、「みやぞの池と坂川を活かしたまちづくり市民の会」と宮園自治会の「池専門委員会」が、鯉のぼり祭りのイベントの一環として、毎年こどもの日に開催しています。乗船を安全に楽しむために、流山市カヌー協会のメンバーがインストラクターの役割を引き受けてくれました。
井崎市長は出発式でのあいさつの後、ライフジャケットを着用しボートに乗り込みました。宮園の親水階段をスタートし、鰭ケ崎で折り返して戻る約1キロのコースの新緑を楽しんだ市長は、額にうっすらと汗をにじませながら、さわやかな表情で下船しました。
この日は総勢110人の参加者がEボートへの乗船を楽しみました。毎年多くの参加者で賑わう理由は、鯉のぼりを水面から眺めながら舟をこぐというユニークな体験のほか、坂川を通して川に親しむ良い機会ということもあります。流山や松戸では小学校4年の時に坂川の学習があります。
宮園側の土手の手すり沿いに沿って風に泳ぐ約100匹もの「ぬりえ鯉のぼり」は、「坂川鯉のぼり祭り」の最大の特徴です。「ぬりえ鯉のぼり」は、長さ50センチの布製で、宮園幼稚園・保育園の園児のほか、地域の子どもたちがクレパスなどで思い思いに着色しています。一つとして同じ図柄はなく、祭り終了後、「自分だけの鯉のぼり」は子どもたちに宝物として返されました。
また土手の上では、和菓子店「みしまや」自慢の特製かしわ餅、「流山せんべい」の手焼きせんべい、「はらぺこ亭」の弁当、それに地元農家の野菜、花苗などを売る臨時売店が出店し賑わっていました。
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