特定外来生物について
アライグマ

市内でもアライグマが捕獲されています。テレビやアニメで人気のアライグマですが、成獣になると気が荒くなり、非常に危険です。アライグマは、もともとその地域に居たのではなく他地域から入ったきた「外来生物」であり、生態系に影響を及ぼすまたは及ぼすおそれのあるものとして、外来生物のうち「特定外来生物」にも指定されています。
特徴
- 顔:耳のふちとヒゲが白い
- 尾:黒い横シマがある
- 足:5本指
- その他:夜行性、木登りが得意、水辺を好む
注意点
刺激を与えると攻撃をしてくる可能性があります。また病原菌を持っている可能性もありますので、アライグマを見つけても近づいたり手をだしたりしないでください。
駆除を希望する場合
市では「千葉県アライグマ防除実施計画」に基づき捕獲等を実施しています。
ご自身が所有・管理をする土地でアライグマによる被害がある場合において、市から貸し出すアライグマの捕獲用檻(箱罠)を設置することができますので、環境政策課までご連絡ください。(天井裏等の建物内の捕獲希望については、捕獲許可を持つ駆除業者の組合の紹介となる場合があります。)なお、アライグマ以外の生物(タヌキ・ハクビシン等)が誤って捕獲された場合はその場での放獣となります。
寄せ付けない対策
民家の天井裏や床下、物置といった場所にハクビシンやアライグマが棲みつき、騒音や糞尿などに関する相談が多く寄せられています。棲みついた状態を放置してしまうと、天井板が変色してシミになったり、異臭を発したりします。こういった生活被害を防ぐには、以下の対策が有効です。
・エサとなるものを自宅の周りに放置しない
・侵入口となる隙間をふさぐ
・周囲の樹木を剪定する
カミツキガメ

市内でもカミツキガメが捕獲されています。発見された場所は、三輪野山4丁目地先と野々下水辺公園周辺で、他にも生存している可能性があるので注意が必要です。カミツキガメは特定外来生物に指定されています。
特徴
カミツキガメの特徴は、尾が長く頑健で、腹甲は背甲に比べ小型で鋭い爪を備えています。
注意点
強力な顎を持ち噛まれると大怪我をしますので大変危険です。
発見した場合
流山警察署の生活安全課または市役所の環境政策課へご連絡ください。
流山警察署生活安全課 電話:04-7159-0110
クビアカツヤカミキリ
提供:埼玉県環境科学国際センター
提供:埼玉県環境科学国際センター
クビアカツヤカミキリは平成30年1月に特定外来生物に指定された海外が原産のカミキリムシです。主にバラ科樹木(サクラ、ウメ、モモ等)に寄生し、幼虫が内部を摂食することで、枯木被害をもたらします。この他にも、被害木の落枝、倒木や在来のカミキリムシとの競合等の被害も考えられます。
特徴
成虫の体長は2.5cm~4cm程度で、体全体は光沢のある黒色、胸部(クビ)が赤色です。
幼虫は樹木の内部を摂食し、うどん状に連なった形のフラス(木屑と幼虫の糞が混じったもの)を木の外へ排出します。
駆除と発見した場合
成虫を捕まえた場合は、踏みつぶす、叩くなどにより必ずその場(特定外来生物のため、生きた状態での持ち運びが禁止されているため。)で駆除をお願いします。
また、発見した場合は発見した日時や場所、状況(フラスが出ている、成虫がいた等)を環境政策課までご連絡ください。
アカカミアリ
平成30年5月30日に、柏市内の物流倉庫に搬入された貨物において、アリの死骸が約100個体発見されました。専門家による種の同定の結果、6月10日にアカカミアリであると確認されました。6月11日時点では、発見地点周辺でアカカミアリの個体は確認されていません。
注意点
アカカミアリは毒があるため、素手で捕まえたり、触らないように注意してください。
駆除と発見した場合
刺されないように十分注意したうえで、熱湯や市販の殺虫剤等を用いた対処が有効です。
また、発見した場合は環境政策課までご連絡ください。
ヒアリ
南米中部原産のアリで現在日本でも存在が確認されています。赤茶色の小型のアリで、腹部は濃く黒っぽい赤色。体長は2.5~6ミリと大きさにバラつきがあり、土でアリ塚を作って住むのが特徴です。人体への被害等を及ぼすことから外来生物法により「特定外来生物」に指定されています。
注意点
刺されると火傷のような激しい痛みが生じます。素手で捕まえたり、触らないように注意してください。
駆除と発見した場合
刺されないように十分注意したうえで、熱湯や市販の殺虫剤等を用いた対処が有効です。
また、発見した場合は環境政策課までご連絡ください。
セアカゴケグモ

セアカゴケグモは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づく特定外来生物に指定されており、生きた個体を持ち運んだり、飼育したりすることは禁止されています。
特徴
セアカゴケグモは体長約1センチメートルで、背中に赤色の縦線があるのが特徴です。 セアカゴケグモは日当たりのよい暖かい場所で、地面や人工物等のあらゆるくぼみや穴、裏側、隙間等に営巣します。屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して屋内に持ち込まれる可能性もあります。
駆除について
セアカゴケグモの駆除にご協力をお願いします。
駆除には、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、踏みつぶす等の方法があります。素肌にセアカゴケグモが直接触れないよう注意をするほか、一匹見つかれば周囲にも潜んでいる可能性がありますので周囲をよく確認する等注意をしてください。
咬まれた場合
咬まれると数日から数週間程度にわたり、頭痛や筋肉痛などが起きるおそれがあります。重症の場合進行性の筋肉まひを起こすことがあります。
咬まれた場合の相談は、松戸保健所(松戸健康福祉センター)で受け付けています。なお、駆除は行っておりません。
松戸保健所(松戸健康福祉センター) 電話:047-361-2121
オオキンケイギク

オオキンケイギクは北米原産で、4月下旬~8月頃にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。繁殖力が強く在来の他の植物を駆逐し、生態系に大きな影響が問題となっています。
特徴
和名 オオキンケイギク
学名 Coreopsis lanceolata
科名 キク科
原産地 北アメリカ
特徴 キク科の多年生草本で、高さは30センチメートル~70センチメートル程度になる。開花期は4月下旬~8月頃で、とても強靱で繁殖力が強い。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
環境部 環境政策課
〒270-0192 流山市平和台1丁目1番地の1 第1庁舎3階
電話:04-7150-6083 ファクス:04-7158-9777
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。
