ぐるっと流山 「木育(もくいく)いろいろ実験」教室

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ページ番号1044314  更新日 令和5年12月27日

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講師がプロジェクターで映された資料の前で話す様子の写真。多数の参加者が講師を見て話を聞いている。

 令和5年12月16日(土曜日)、文化会館で「木育(もくいく)いろいろ実験」教室が開催されました。埼玉大学教育学部教授・NPO法人木育・木づかいネット理事長 ・浅田茂裕さんを講師にお招きし、木を使った工作と実験を親子で体験しました。
 講師から、日本は森林の面積は少ないが割合は世界3位であること、日本は森林がたくさんあることから世界で一番木の研究が盛んなこと、木の種類や顕微鏡で見た広葉樹や針葉樹の断面図などの説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。    
 

参加者の男の子が席で小さな木材を虫眼鏡で観察している写真

 次の「木」のクイズでは、「広葉樹・針葉樹の仲間は何か」や、木の年齢の調べ方などに関するクイズがあり、親子で一緒に考えて発表していました。
 クイズの後は工作と実験です。まず実際に広葉樹の小さい木材を使ってしゃぼん玉ができるか実験しました。広葉樹には細長い管のような細胞があり、木材の先にしゃぼん玉液を付けて息を吹くと泡が出てくることを体験しました。
 次に、キーホルダー用にカットされた木の年輪を数えました。講師から、色の薄い層と濃い層の2つで1年と数えることを教わり、虫メガネを使って数えてみました。

講師が参加者の男の子のそばでカッターの使い方を教えている様子の写真

 木でできた鉛筆を削る体験では、講師からナイフの蓋の開け方や握り方、削り方の説明があり、参加者は注意深く削っていました。
 バードコールを作る際には、作り方のほかにも、バードコールを上手く鳴らす方法や、鳥は危険を感じて近づいて来ること、集まってくる鳥(ムクドリやシジュウカラなど)の説明があり、「巣作りの時期にバードコールを鳴らしてしまうとその場所に巣を作らなくなる可能性があるので気をつけてください」との説明も添えられました。
 

参加者の女の子が木材の中心にキリで穴をあけている様子の写真。キリの上部を講師が支えて手伝っている。

 木トンボ作りでは、木材の中心にキリで穴を開けて水に浸したものをラップに包み、電子レンジで温め、熱いうちに両手で持ってひねり、竹串を刺してボンドで固定します。講師からひねり方が逆になると飛ばなくなると説明を受け、参加者は緊張しながら作業し、出来上がった木トンボを楽しそうに親子で飛ばしていました。
 「いろんな物を作れて楽しかった」や「木のいろいろなことを知り、木の不思議を調べることが楽しかった」などの感想があり、親子での楽しい実験教室が終了しました。

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