ぐるっと流山　ジュニアスポーツ指導者講習会

　令和5年12月9日（土曜日）、キッコーマン アリーナで玉川大学教育学部教育学科准教授の阿部隆行さんを講師に招き、第18回ジュニアスポーツ指導者講習会を開催しました。
　この講習会は、ジュニアスポーツに携わる指導者の皆さんのスキルの向上を図るために毎年開催しており、今回は「少年期におけるメンタルコンディショニングと指導者の関わり方」というテーマで開催し、ジュニアスポーツに携わる指導者や部活動顧問の先生など約40人が参加されました。

　阿部さんは、数々のトップアスリートをサポートしてこられた経験から、「メンタルとフィジカルは相互に関連しており、メンタルコンディショニングができるようになると、練習における集中力が高まり、ベストパフォーマンスを継続的に発揮できるようになる」とお話されていました。
　講習会は、実技を交えた講義スタイルで行われ、過度な緊張をほぐし、パフォーマンス発揮に最適とされる集中力が高い状態をつくる効果的なストレッチング方法を学びました。

　講習会終了後の参加者からのアンケートでは、「非常に興味深い話で、役立つ知識を得られた」「メンタルが大切だといいながら、ほとんどメニューに組み込んでいないことに気が付いた」「スポーツを楽しみながら伸ばしていく非認知能力が大事だとわかった」などの意見が寄せられ、さまざまな経歴を持つマルチスポーツ指導者ならではの実技を交えた講義は、ジュニアスポーツ指導の現場に携わる参加者にとって非常に有意義な時間となりました。