ぐるっと流山　ウィンターコンサート

　令和5年12月12日（火曜日）、初石公民館ホールで「ウィンターコンサート」が開催されました。当日は、雨模様にもかかわらず80人超の観客が来場しました。初石公民館コンサートの常連の方、出演者の昔からのファンの方、出演者のお知り合いの方とバラエティーに富んでいました。コンサートは館長の開演のあいさつからスタートしました。

　最初は、元プロ歌手西尾和子さんです。長くプロ活動をされた方で、現在は流山市内在住です。艶やかな雰囲気につつまれながら、「ノーチェ・デ東京」「今日でお別れ」「津軽海峡冬景色」「智恵子抄」の4曲を、すてきなおしゃべりをはさみながら披露されました。しっとりとした歌声に、会場は大きな拍手につつまれていました。

　次は、NHKのど自慢流山大会優勝者である武山伸一さんとそのお父さまです。お父さまの美声による「星影のワルツ」「星屑の町」、親子のデュエットによる素晴らしいハーモニーの「あずさ2号」、その後は武山さんによる「雪国」「秋桜」「昴（すばる）」と歌いあげました。会場はその美声と歌のうまさに魅了されました。

　3番目は流山市在住の真真さんです。哀愁のある深い音色で知られている中国の民族楽器、「二胡」の奏者です。「雪の華」「もしもピアノが弾けたなら」「枯葉」「異邦人」「賽馬」「あの素晴らしい愛をもう一度」と6曲演奏されました。会場は、中国の大草原を連想させる悠久の音色につつまれました。

　最後は、音楽家の三好英夫さんです。魅惑のバリトンボイスによる歌のステージとなりました。「千の風になって」「手のひらを太陽に」「おもちゃのチャチャチャ」と歌い上げた後、いよいよ本領発揮の名曲「北海の満月」「イヨマンテの夜」と続くと会場は最高潮となり、大きな拍手とともに、コンサートはお開きとなりました。