ぐるっと流山 森の図書館教養講座 体験で学ぶ読み聞かせ講座~コツがわかると子どもや孫に読んでみたくなる!~
令和2年1月21日(火曜日)、森の図書館で「体験で学ぶ読み聞かせ講座~コツがわかると子どもや孫に読んでみたくなる!~」が開催されました。図書館を利用される方のなかには、家庭でお子さんに読み聞かせをするために絵本や紙芝居を探しに来る方や読み聞かせの活動に興味をお持ちの方が多くいます。森の図書館では、児童読書推進活動の一環として、各家庭や学校などで読み聞かせを行っている方や、今後行う予定の方を対象に読み聞かせ講座を毎年開催しています。今回は、これから読み聞かせを始める方など16人が参加しました。
講師は、鎌ケ谷市を中心に、図書館や小学校などで素語り、読み語りなどの活動をされているボランティア団体「おはなしのつばさ」の菊地芙美子さんです。講座では、物語絵本や昔話絵本、知識絵本や詩・ことばあそびの絵本など、菊地さんがおすすめするさまざまなジャンルの絵本が用意されました。本の内容はもちろん、本の歴史や背景、読む際のコツなどが丁寧に紹介され、読み聞かせの実演もしてくださいました。また、おもちを焼くわらべ歌や、節分にちなんだわらべ歌なども教えていただき、参加者全員で楽しく歌いました。
菊地さんは、「人の声はお子さんに伝わります。ぜひ、生の声でたくさんの絵本を読んであげてください」とお話くださいました。また、「絵本の読み聞かせは、教えるものではなく楽しむものです」と菊地さんから説明があり、本の持ち方やページのめくり方、姿勢や声のトーンなど基本的なことを教わった後、実践が行われました。今回は読み聞かせ経験がある方、初めて人前で読み聞かせをする方など3人の方が前に出て実践されました。皆さん緊張されていましたが、丁寧に読まれていました。
講座が終わると、菊地さんや市内の小学校で素語りをされている方々に質問をする参加者の方が多くいらっしゃいました。参加者からは「読み聞かせを学べる講座は少ないので、とても参考になりました」「昔話絵本を読む際、「むかしむかしは絵本の世界につれていくおまじない」という一言がとても印象的でした。普段何気なく使っていた言葉にこんな意味があったことに驚きました。もっといろいろなお話が聞きたいです」などの感想が寄せられました。
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