ぐるっと流山 白みりんと切り絵行灯の夕べ

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ページ番号1019882  更新日 平成30年11月2日

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流山本町を幻想的にライトアップ

流山駅前通りの写真

 平成30年10月20日(土曜日)、流山駅周辺で、白みりんと切り絵行灯の夕べが開催されました。
 白みりん発祥の地・流山は江戸時代に水運で栄えた町。歴史的建造物が残る流山本町の趣深い町並みには、住民手作りの切り絵行灯が約90基設置されています。今回のイベントでは、普段は店舗や神社などに点在している行灯を約50基集結させ、約200基の竹行灯とともに流山駅周辺の通りを幻想的にライトアップしました。

白玉団子を受け取る女性の写真

 当日は13時から、切り絵やペン彩画などの講座や、流山本町の歴史を学ぶガイドウォークなど、さまざまな体験プログラムが開催されました。流山キッコーマンは、流山駅前でみりんの製造工程を紹介する映像を上映したほか、特製の「みりん蜜の白玉団子」の提供で来場者をお出迎え。自然でやさしい甘みの「みりん蜜」が好評を博していました。

ながれ~、りゅうのしん、ながれやマンの写真
左からながれ~、りゅうのしん、ながれやマン

 流山駅前には、流山ゆかりのゆるキャラが登場。市民団体「恋するNagareyama」の公認キャラクター「ながれ~」、流鉄のキャラクター「りゅうのしん」、流山商工会議所青年部のキャラクター「ながれやマン」は、ギャラリーの写真撮影に応じたあとは会場内をお散歩し、子どもたちとふれあいました。

「おわら風の盆同好会」による踊りの写真

 日が落ち、行灯に灯りがともると、途端に会場はあたたかくノスタルジックな雰囲気に包まれます。訪れた方は、刻一刻と変わる空の色と行灯のやわらかな光のコラボレーションを堪能しているようでした。
 市民団体「おわら風の盆同好会」による踊りや、市内在住の音楽家・アントニオ斎藤さんによる演奏も行われ、ライトアップされた通りを盛り上げました。

閻魔通りの写真

 今や流山本町を語る上で欠かせない存在の「切り絵行灯」。制作しているのは、切り絵担当の飯田信義さんと行灯本体担当の長谷部年春さんです。2人は流山育ちの幼なじみ。水運で栄えたころの活気を取り戻そうと、ボランティアで制作を始めました。飯田さんは「このイベントでは、地元の皆さんにコンセントをお借りして行灯に灯りをともしています。地元密着で信用を積み上げてやってきたので、これからも、小細工せず、まじめに丁寧に行灯を作っていきたいですね」と話してくださいました。

坂本はるみさんご家族の写真

 また、今回は、千葉大学・千葉工業大学とコラボレーションして、光る行灯マップや町のおすすめ情報が書かれた「おみくじ灯」、自分が切り絵の一部になったような写真が撮れるフォトスポットなどが用意されました。流山2丁目から家族3人でお越しの坂本はるみさんは、「おみくじ灯」を体験。おみくじに書かれたパワースポットは「齋藤邸(元 齋藤医院)」でした。坂本さんは「もしかしてあの場所のことかな?」とご主人と談笑し、「このイベントには初めて訪れたので、暗くなってからの行灯を見るのが楽しみです」と話してくださいました。

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