ぐるっと流山　らんま先生の環境エコパフォーマンスショー

　令和6年2月12日（月曜日）、生涯学習センター（流山エルズ）で第4回市民環境講座「らんま先生の環境エコパフォーマンスショー」が行われました。市民環境講座は、市が市民団体「温暖化防止ながれやま」に委託している事業で、今回は49組の小学生と保護者の方が参加しました。

　今回は、eco実験パフォーマーである、らんま先生から楽しく地球の環境問題を学びました。表面張力によって、コップの中に入っている水がこぼれない実験や、慣性の法則の実験などが行われました。らんま先生の助手には会場の参加者が選ばれ、一緒に実験やパフォーマンスを行い、大いに盛り上がりました。
 

　近年、話題となっているSDGs（持続可能な開発目標）の講義もありました。SDGsは、基本理念として誰一人取り残さない17の目標を定めています。らんま先生からは、「海に漂う海洋ごみは今も増え続けている。中でも海洋プラスチックはとても分解されにくく、海の生き物たちは餌と勘違いして食べてしまったり、ごみに絡まったりすることで、死んでしまうことがある」と説明があり、「ごみを作っているのは人間なので、私たちが常日頃から意識していくことが大切です」と話してくれました。
 

　ギネス世界記録に認定されたecoなエネルギーを利用した空気砲も披露され、最後には一人ずつ空気砲を打つ体験をしていました。参加した皆さんからは「楽しくSDGsについて勉強できた」「空気砲がすごい」という感想が多く寄せられました。
 

　参加者の皆さんは、面白い科学実験を通じて、楽しく環境について学ぶことができました。終了後には、らんま先生もパフォーマンスで使っていた、簡易防災トイレの元である高吸水性ポリマーのプレゼントがありました。また、ホワイエには省エネや再生可能エネルギーについてのパネルもあり、足を止めてご覧になっているご家族の姿も多くみられました。