ぐるっと流山　四季の花々展

　令和3年9月10日（金曜日）まで、市役所1階のロビーで四季の花々展が開催されています。この展示は、流山市文化協会華道部（華道振興会）の協力のもと開催されているもので、今回は「秋近し」をテーマに4点の作品を展示しています。
　作品を展示しているのは、伊藤珖和さん（草月流）、本多朱菖さん（草月流）です。

　伊藤さんの一つ目の作品は、すすき・ひまわり・りんどう・ノウゼンカズラ・もみじを組み合わせて生けました。秋にちなんだ、りんどうやすすきで秋の雰囲気をつくり、ひまわりが咲く夏から秋への変化を楽しめる作品となっています。
　二つ目の作品は、むらさきしきぶ・菊・りんどう・ゆきやなぎ・スターチスを組み合わせて生けました。秋近しのテーマを受けて、むらさきしきぶや菊、りんどうなど秋の訪れを感じさせる花々をたくさん用いて仕上げました。伊藤さんからは、お花をぜひ身近に感じていただき、好きになっていただければと話がありました。

　本多さんの一つ目の作品は、ヒオウギ・フェニックス・コニカル・モンステラを組み合わせて生けました。夏の終わりのさわやかさと秋の涼しさを合わせて感じられる作品です。本多さんからは、新しい季節の始まりを感じていただければと話がありました。
　二つ目の作品は、イタリアンパンパス・ビバーナムコンパクタ・ローズベリー・オミナエシ・アストランティア・ソリダコ・アスターを組み合わせて生けました。季節を先取り、実をつけた花で秋らしさを表現し、花々の空間で秋風を感じられるように生けたところが見どころです。
　展示は8時30分～17時15分（最終日は16時まで）ご覧いただけます。次回は「秋日和」をテーマに11月8日（月曜日）～12日（金曜日）で開催予定です。