第2回流山市総合計画審議会

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ページ番号1009398  更新日 平成29年9月15日

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第2回流山市総合計画審議会の写真

1 日時
平成10年4月9日(木曜日)正午開会
2 場所
流山市役所4階 委員会室
3 出席者
21名
4 欠席委員
4名
5 日程
正午:審議会開会
会長あいさつ
事務局において日程説明
午後0時10分:昼食   
午後0時45分:市内視察出発 (市内視察)
午後3時50分:市役所に帰着
午後4時:市内視察の記録整備および意見交換
午後4時45分:「子ども議会」等の概要報告
午後4時50分:その他
午後4時55分:事務連絡
午後5時:審議会閉会
6 市内視察行程
市役所出発
ケアーセンター視察
南流山付近視察
(思井福祉会館経由)
免許センター付近通過(市道3号線)
南柏駅入口付近(国道6号線)
運動公園付近視察(柏県道経由)
新市街地附近視察(旧日光街道経由)
東初石付近通過(都計道経由)
江戸川台駅東付近通過(都計道経由)
清美園視察(都計道経由)
運河駅付近通過(東深井)(県道南下)
新川耕地視察(有料道路通過)
新廃棄物処理施設建設予定地視察(県道・都計道)
流山市役所着

会議録(概要)

(1) 会長あいさつ要旨     
本日は、第2回目の総合計画審議会である。市内視察を予定しているがあいにくの雨である。福祉施設や常磐新線沿線区域、清掃施設、新川耕地、廃棄物処理施設建設予定地などを視察することになっている。視察後に、感想や気がついたことなどについて意見交換をしたい。有意義な審議会としたいので協力願いたい。 

(2) 助役あいさつ要旨     
本市では常磐新線関連事業、廃棄物処理施設建設事業、さらには高齢者保健福祉対策など、大きな財政負担を伴う事業が目白押しであり、かってない厳しい財政運営が強いられている。このような背景をもちながら、21世紀の流山市の将来指針となる長期構想の策定に向けた作業をスタートさせている。委員の皆様には随時資料や情報を提供し、会議を開催しますので忌憚のないご意見ご提言を頂きたい。 

(3) 市内視察の感想及び意見交換    

  1. 流山市はまだ緑が多いが、常磐新線が、ちょうどこの多い緑の中を通過することになる。新線は賛成だが、緑を極力残す方向で事業を進めて頂きたい。    
  2. 運河周辺の道路事情が悪く、いつも渋滞している。西深井地域も同様である。    
  3. 運河駅、初石駅の東口の開設が待たれている。公共輸送機関とまちづくりの面整備は密接に関連しており、早期の整備が必要である。    
  4. 流山は交通不便と言われていたが、常磐新線によりJR南流山駅や、東武野田線にそれぞれ新駅ができ、非常に便利になってくる。公共の施設とか、美術館とかをこの地域にもってくれば人の集まりの良い地域になってくる。    
  5. 全体的に道路が狭い。使い勝手が悪いので、主婦も自家用車で活動する場面が多いので、道路整備が必要である。
  6. 運動公園周辺地区は緑が多いので、これを活かした、自然を活かすことを考えたい。    
  7. 高齢社会の問題、少子化の問題といろいろあるが、今後少子化に目を向けるべきである。これにより女性の社会進出や、雇用の拡大などにも波及してくる。    
  8. 人口フレームについても議論されるべきである。    
  9. 目に見える開発だけでなく目に見えない開発にも目を向けるべきである。例えば、ケアセンターができることによって、そこで正規に働く職員や、臨時、パートで働く人もいて、雇用の場が確保され、支払われる報酬、賃金により地元での買物が行われ、商業の振興につながり、という具合にどんどん波及効果がでてくる。    
  10. 市に中心性がないと感じている。    
  11. 1つの市だけでは対応できない状況が今後ますます多くなることから、事業の広域化を考えていくべきである。市民の生活範囲は、広がりをもっている。    
  12. 常磐道流山インターチェンジはあるものの、これをうまく活かしきれていない。この意味から常磐新線についても計画的な面整備が必要になる。    
  13. 緑を残すことについては、なかなか難しいものがある。新川耕地についても農業の振興と実現可能な土地利用が重要な課題であろう。    
  14. 廃棄物処理場も廃棄物処理場だけでなく、また融和施設だけでなく、この施設を核とした、なんらかのアイデアを出したまちづくりが必要である。掛川市では市の庁舎を、下水処理場に近接して建て、また千葉ニュータウンでは駅前に廃棄物処理施設を設置している。    
  15. 今後大事なことはハード面だけではなくソフト面の充実であろう。そこで、この基本構想に求められるテーマは何なのかも議論したい。    
  16. それぞれの市の特性を出していくべきである。例えば、柏市にいけば公的病院が充実しているとか、流山市にいけば何々ができるなどである。    
  17. 道路の混雑緩和でも、例えば流山野田有料道路を無料にすることによって松戸野田県道の、運河駅周辺の混雑緩和が図られる。    
  18. この基本構想は、20年先の流山をみつめるものであるから、財政フレームを検討していくことは大事である。財政面をバックボーンにして、ハード・ソフトの事業が決まってくる。    
  19. 児童生徒の数が減少の傾向にあり、これにより公共用地、施設にゆとりができるのだから有効活用を検討すべきである。学校の枠にこだわらない活用が必要だ。    
  20. 高齢人口も2025年にはピークを迎える。高齢者や障害者、子どもにやさしいまちづくり、例えばやさしい道路とかふれあいの場の整備とかが必要である。    
  21. 元気な高齢者に対する施策も充実させるべきである。    
  22. 流山はへそがないと言われるが、常磐新線の開通により、新市街地地区がへそになるものと考えられるが、これはハード面のへそであって、ソフト面でのへそ論議も必要である。    
  23. 新川耕地についても開発の利益が一部に偏るのではなくて流山市全体を見据えた上での利益を求めるべきで、その面での議論を進めるべきである。    
  24. 福祉施設の充実は図るべきだが、そのためのコストはどうなるのか、仕掛けはどうするのか、ボランティアの活用はどうしたらいいのかまで考えていくべきであろう。    
  25. ごみ焼却場については、流山市民全部に見てもらいたいと考える。そうすれば、市民自らどうすればいいのかにまで発展でき、ごみの出し方も代わってくるだろう。どうすれば実践面で市民参加が得られるか、仕掛け、哲学が必要になってくるだろう。どこまでやれるのか、どこまでやらなけばならないか、市民の役割にまで話を進め、市民参加、実践参加が必要である。    
  26. 委員の中でも市議会議員のように行政に詳しい人もいるし、あまり詳しくない人もいる。共通の認識で議論するために、なんらかの方策を講じて頂きたい。

(4) 子ども議会、女性会議、未来会議の概要報告     
手元に各会議の会議録を配布してあるので、ぜひお読み頂きたい。    

  1. 子ども議会:2月10日 午後 市役所議場で開催
    市内の小中学生31名を議員を委嘱し、一般質問を受け、市当局が答弁をしている。また、「こんなまちに住みたい」をテーマに作文を朗読して頂いた。    
  2. 女性会議:3月1日 午前 市役所庁議室で開催
    市民意識調査から無作為に抽出した女性7名と市内団体から推薦された女性7名の14名で「こんなまちに住みたい」をテーマに意見交換や普段感じていることについて話し合って頂いた。    
  3. 未来会議:3月14日 午前 市役所庁議室で開催
    これからの21世紀を背負って立つ若者の代表として、今年の成人式実行委員会委員により「こんなまちに住みたい」をテーマに将来の夢や希望について意見交換し、普段感じていることについて話し合って頂いた。 

(5) 市民の意見の報告
市内公共施設19か所に「ご意見箱」を設置し、市民の意見を求めたところ114件の意見があった。現在分類整理しているので、次回の審議会には、資料配布したい。 

(6) その他     
第3回及び第4回総合計画審議会の日程について
第3回 平成10年5月21日(木曜日)午後1時開会
内容は、第2回総合計画審議会のまとめと、市執行部の各部長から、約10分程度で例えば、福祉の問題、環境の問題、土木の問題、上下水道の問題、常磐新線の問題、教育の問題、生涯教育の問題等について説明をする。
第4回 平成10年7月28日(火曜日)午後開会

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