ぐるっと流山　初石公民館「男の料理教室」

　令和6年9月28日（土曜日）、初石公民館で「男子厨房に入ろう」を合言葉に、高齢者安心ネット（流山市）との共催により「男の料理教室」が開催され、高齢男性12人が参加しました。講師は料理研究家・泉澤真佐子さんです。今回は全6回コース（4月～9月開催）の集大成として、「肉団子もち米蒸し」「鶏肉の塩から揚げ」「肉じゃが」インドネシアのサラダ料理「ガドガド」韓国の海苔巻き「キンパ」「コーヒー水ようかん」の6種類を作りました。

　参加者には、普段厨房に入ることのない料理初心者を募集しましたが、回を重ねる毎に腕を上げ、見事な包丁さばきを見せる方もいました。今回は班ごとに別々の料理を調理したので、調理台にはさまざまな食材が並べられていました。講師は、それぞれの調理台をまわりながら、懇切丁寧に指導していました。

　「男の料理教室」最終回となる今回は、お互いの料理上達ぶりの確認も兼ねて、完成後の料理を大皿に盛り、バイキング形式の試食パーティーをしました。主食、お肉、サラダ、デザートとバラエティーに富む献立となりました。料理の出来ばえに関する感想、料理に関する情報交換、お互いの近況報告等、とても楽しく懇談しました。

　本教室は料理初心者を対象として「男子厨房に入るべし」をテーマにスタートしました。現代社会では、食べるだけであればコンビニや宅配弁当等で事足ります。しかし、手作りの温かい料理に勝るものはありません。一人でも料理を作れるようになることは、超高齢者社会において益々必要となります。本教室は、継続参加希望者も多く、料理に対する興味を深め、腕は益々上がっていき、「男子厨房で活躍す」となっていくでしょう。