ぐるっと流山 清水屋さんに聞く~流山のお菓子話

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ページ番号1029944  更新日 令和3年2月22日

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流山本町ひなめぐりに市外からも多くの来訪者 流山小の手作り行灯は2月27日にも展示

写真:清水屋4代目店主・石井さんの講演会の様子

 令和3年2月20日(土曜日)、流山福祉会館で講演会「清水屋さんに聞く~流山のお菓子話」が開催されました。このイベントは、2月13日(土曜日)から3月7日(日曜日)まで同館をメイン会場に開催されている「流山本町ひなめぐり2021~切り絵行灯とともに」の一環として企画されたものです。明治35年の創業当時の製法そのままに、伝統の味を守り続けている清水屋の4代目店主・石井憲光さんの貴重なお話を伺いました。

写真:講演する石井さん

 流山本町ひなめぐり2021の実行委員長・熊坂牧子さんとの対談形式で、火の見櫓から撮った昭和初期の流山本町の写真などを見ながらお話が進み、夜、お店を閉めてから、煉瓦のかまどで薪を燃料にして銅のサワリ(鍋)で丁寧に作り上げる自家製あんのお話などが披露されました。客席を回ってお菓子をつくる木型の現物を見ていただいたり、横書きのお店の看板は右から書かれていることを写真で説明したりと和やかな講演会となりました。

写真:国登録有形文化財となっている清水屋の建物

 従来からの「陣屋もなか」や「万上せんべい」、「一茶の宿」などの人気商品に加え、最近は若いお客様等の声を反映し、パッケージが流鉄のペーパークラフトにもなる羊羹なども考案され人気とのことでした。会場となった福祉会館の場所には、かつて町役場があったこと、国登録有形文化財でもあるお店には、布製の雛人形を掛け軸に差して飾る古い飾りがお客さんの目を惹いていることなどが紹介されました。

写真:流山小6年生による切り絵行灯

 2月21日(日曜日)には、流山小学校で、6年生児童による卒業制作の行灯(あんどん)150基が展示されました。暗幕で覆われた体育館の中は、江戸川や神社仏閣などを切り絵にした手づくり行灯の幻想的な明かりが浮かび上がります。児童一人ひとりが、行灯を手に「このような点を工夫しました」「こんな想いでつくりました」というメッセージ映像も流れていました。また、緞帳で仕切られたステージの上には雛人形の段飾りなども飾られていました。

写真:展示された手づくりの切り絵行灯

 当日は、行灯づくりの指導をされた切り絵作家の飯田信義さんも会場にいらして、広い体育館いっぱいに並べられた子どもたちの行灯を鑑賞されていました。流鉄流山線の車両、一茶双樹記念館、見世蔵、常与寺、富士塚など郷土に根付いた作品が多く、行灯づくりを通じて学区内の歴史や文化を学んだことが伺えました。この行灯の展示は、2月27日(土曜日)にも行われる予定ですので、子どもたちによる表情豊かな行灯の数々をぜひご覧ください。

写真:流鉄の記念乗車券セット

 2月22日(月曜日)からは、流鉄流山線の各駅で、二つ折りの台紙を開くとお内裏様とお雛様が飛び出す「令和3年3月3日記念乗車券セット」が発売されています。新聞各紙などに紹介されたこともあり、市外からの来訪者も多く流山駅を降りて流山本町を散策されていました。また、流鉄の「さくら」号は期間中、立体イラスト作家の杉本聖奈さんによる雛まつりをデザインしたヘッドマークを付けて走行しています。

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