ぐるっと流山 流山郷土史検定
平成31年1月22日(火曜日)から3月11日(月曜日)まで、文化会館とNPO法人流山史跡ガイドの会の協働で「流山郷土史検定」講座が開催されました。この講座は、平成22年から実施しており、今回が9回目。流山の郷土史を2回の史跡めぐり(現地見学)と3回の座学で学んだ後に「検定試験」を受ける内容で、今回は17人の方が受講しました。
現地見学は、成顕寺や諏訪神社周辺、流山の本町界わいを巡りました。ガイドの会の皆さんによる説明を交え、実際に目で見て歴史を勉強しました。
座学では現地で説明できなかった部分や現地見学できなかった利根運河などの説明がありました。今年は、理解を深めるため、現地の写真や地図を取り入れたパワーポイントを使ったところ、受講者から大変分かりやすかったと好評でした。
また、博物館で販売している「チェック! 流山のむかし」を検定の参考テキストとして使用しました。このテキストは、流山の由来、貝塚、古墳、寺院仏閣などを歴史の流れとともに学習できます。
参加者はテキストの中から検定試験の問題が出題されるため、講師の解説にマーカーで色を付けるなど工夫をしていました。参加者からは「学生時代に戻ったようです」「覚えることが多くて大変ですが頑張ります」など楽しく学んでいる感想が聞こえました。
また、全5回の講座を修了したアンケートでは「映像や地図を活用しての説明はとても分かりやすかった」「もっと早く興味を持っておけばよかった。もう一度市内を歩いて勉強したい」との感想をいただきました。
検定試験では50問が出題され、7割以上の正解で合格となります。17人の方が挑戦し、10人の方が合格しました。3月11日(月曜日)に合格証書授与式が開催され、ガイドの会理事長の青柳孝司さんから合格証書が手渡されました。検定合格を目標に、講座以外でも勉強に励んできた受講者は、笑顔で合格証書を手にして、全員で記念撮影を行いました。
流山史跡ガイドの会では、入会希望者を募集しています。興味のある方は青柳さん(電話04-7159-5486)までお問い合わせください。
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