ぐるっと流山 森の図書館ギャラリーガラス展示 はしもとあやのイラストで歩く流山の七福神&木彫りの七福神

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ページ番号1020455  更新日 平成31年1月9日

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写真:展示の様子

 平成31年1月26日(土曜日)まで、森の図書館ギャラリーガラス展示ケースで作品展「はしもとあやのイラストで歩く流山の七福神&木彫りの七福神」が開催されています。今回の展示は、市内在住のイラストレーター・はしもとあやさんと流山 地域みっちゃく生活情報誌「なちゅら」のコラボによるイラストと写真のほか、仏彫講座の生徒と指導にあたった仏師・鈴木謙太郎さんの作品が飾られています。

写真:展示の様子

 情報誌「なちゅら」の1月号では、巻頭特集として「流山七福神めぐり」が取り上げられており、はしもとさんがイラストを描いています。七福神を祀ったお寺をまわる「七福神めぐり」は、室町時代から始まりました。そして、千葉県で最初に「七福神めぐり」をはじめたのが流山。
 はしもとさんは、福島県で生まれ、平成27年より市内在住。「自分や子どもたちが生活し関わっていく流山で、自身を生かして働きたい」と思い、イラストレーターとしての活動をスタートしました。流山の歴史や魅力を多くの方々に伝えたいと、地域に密着したさまざまな活動をしています。

写真:彫刻講座の生徒作品

 森の図書館の仏彫講座は、初級コースでは地紋彫りから始まり、彫刻刀に慣れてきたところで角材から童地蔵を制作。中級コースでは平成29年4月から七福神の制作に取り掛かり、約2年の歳月をかけた制作となりました。仏法を守る四天王の一つとされる昆沙門天は、今回の作品では唯一笑っていないデザインで制作されました。

写真:講師の鈴木さんによる七福神の彫刻作品

 七福神で一番難しいのが弁財天だといいます。宝船もオリジナルの陶器で、市内に陶房がある紫焔窯(窯元 田口佳子さん)に協力いただき、生徒が作成しました。
 講師の鈴木さんは、大仏師の向吉悠睦氏に師事し、平成20年の独立後、袖ヶ浦市を拠点に各所で多くの個展を開催。平成20年には「雲竜」工芸大賞を受賞。また、千葉県内の寺院にて仏像彫刻教室を開催する傍ら、仏像の制作や修復作業に携わっています。森の図書館の講座では、彫刻刀の研ぎ方から、基本の使い方を指導。各机を回りながら、どのように彫るとよい仕上がりになるのかお手本を示していただきました。

写真:彫刻講座の生徒作品

 生徒の皆さんは回数を重ねるごとに、数種類の彫刻刀を使いこなせるようになり、黙々と彫り進めていきました。完成した作品は、彫りの深さや形、仏様の顔の表情など個性豊かです。作品展の来場者も、一つ一つ丁寧に作品を見比べていました。
 展示は1月26日(土曜日)まで、9時~17時にご覧いただけます(26日は13時まで。月曜休館、祝日の場合は翌日)。詳細は、森の図書館(電話04-7152-3200)にお問い合わせください。

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