ぐるっと流山　第41回流山市展の授賞式

　令和3年7月20日（火曜日）、さわやかちば県民プラザ（柏市）で流山市美術家協会による第41回流山市展の授賞式が行われました。
　今回の展示会は7月14日～25日で開催され、同会の作品や市民の方からの応募作品を含めた118点を会場に展示。日本画や洋画、彫刻、工芸といったさまざまな美術作品の中から13人の作品が受賞しました。

　受賞作品は、市長賞「隨神門にて」（大澤健さん）、市議会議長賞「約束の森」（飯田知代子さん）、市教育長賞「夏」（佐々木雅道さん）です。
　授賞式では来賓として出席した市長代理の生涯学習部長、市議会議長、市教育長より、それぞれの名称を冠した賞を受賞した方に、賞状の授与が行われました。

　今回、市長賞を受賞された大澤健さんは版画作品を出展。「有名な版画作品は単色が多いのですが、この作品は多色刷りで作成しました。版画は、まず木を削って版木を作るのですが、色ごとに必要なので、5枚の版木を作成しました。また、刷る作業も濃さや影の表現のため、版木ごとに6回ずつ刷り、合計30刷りくらいで作成しました。彫るのにも刷るのにも力が必要で、手間がかかります。年を取ると大変な作業ですが、出来る限りは続けていきたいと思っています」と笑顔で話してくださいました。

　また、第66回流山市文化祭では、流山市展主催の流山市美術家協会による美術家協会展を11月7日（日曜日）～10日（水曜日）、生涯学習センター（流山エルズ）で開催する予定です。ぜひご来場ください。
　なお、今回の市展受賞作品は月ごとに作品の展示替えを行い、9月、10月、11月の3回にわたり市民ギャラリーで展示します。こちらもぜひご覧ください。