ぐるっと流山　卓球オランダ代表と常盤松中学校がオンライン交流を実施

　令和3年7月18日（日曜日）、卓球オランダ代表チームと常盤松中学校卓球部の皆さんがオンライン交流を行いました。
　流山市では、東京2020オリンピック競技大会に向けた卓球オランダ代表チームの事前キャンプを7月11日から実施しています。新型コロナウイルス感染症の影響で市民と直接の交流ができないため、常盤松中学校卓球部の皆さんは、オンライン会議アプリ「Zoom」を利用して交流しました。

　当日は、卓球オランダ代表チームでコーチを務めるダナ・チェホバさんが、生徒から投げかけられた卓球の技術向上に関することや試合に向けたモチベーションの高め方などのさまざまな質問に笑顔で答えました。質問は通訳を通して行われましたが、中には英語で質問する生徒もいました。生徒の皆さんは、チェホバさんからのアドバイスを一つでも多く吸収しようとメモをとり、あっという間に時間が過ぎていきました。

　質問タイムの後は、同大会に出場するブリット・エールラント選手の練習の様子を撮影した動画を紹介し、エールラント選手の練習に対する考え方や細かな技術などを解説しました。迫力ある練習の様子を見た生徒からは「どのような練習をすればオリンピック選手になれますか」などの質問が寄せられ、チェホバさんは「練習、練習、また練習。卓球そのものを楽しみながら目標に向かって練習に取り組むことが大事です」とエールラント選手本人の継続的な努力の賜物がオリンピック出場につながっていることを解説しながら、生徒の皆さんを激励しました。

　常盤松中学校2年生で卓球部の部長・大金千晴さんは「オリンピック選手をコーチする方からの言葉にはとても重みがあり、心に響きました。今日教えていただいたことを忘れずに意識を強く持って卓球に取り組んでいきたいです」と今後の抱負を力強く語ってくれました。
　東京2020オリンピック競技大会卓球競技は7月24日から東京体育館で開催されます。日本代表選手を応援することはもちろん、キッコーマン アリーナで事前キャンプを実施しているエールラント選手へ市民の皆さんの熱いエールを送りましょう。