ぐるっと流山　庭木の管理講習会

　令和3年7月7日（水曜日）、生涯学習センター（流山エルズ）で、千葉大学環境健康フィールド科学センターの三輪正幸さんを講師に迎え、「失敗しない柑橘類の育て方」をテーマとした庭木の管理講習会が開催され、午前の部に43人、午後の部に44人の方が参加しました。

　三輪さんは、果実の無種子化の研究やテレビ番組出演を通して家庭園芸の普及に力を入れています。果樹栽培のポイントについてのお話では、摘果（てきか）や剪定（せんてい）など1年で行う作業を講義し、受講者の方々は熱心にメモをとっていました。果樹が小さなうちに間引くことで果樹が大きく甘くなるのでバランスよく摘果することが必要とアドバイスがありました。

　また、剪定はとても奥が深いため、短い時間で全てを説明することは難しいと前置きした上で、基本的には木の広がりを抑えること、不要な枝を間引くこと、残った枝の先端を切り詰めることの3つのステップで選定を行うよう説明がありました。
　最後に三輪さんは「ご自宅でもいろいろな果樹を栽培し、園芸を楽しんでください」と話し、講習会を締めくくりました。