ぐるっと流山　森の図書館　ギャラリーガラス展示

　令和2年10月13日（火曜日）まで、森の図書館で「コロナに負けるな! なちゅら編集長が描くあの店、この店」展が開催されています。同展示では、流山商工会議所・流山市観光協会・流山市ふるさと産品協会の後援のもと、生活情報誌「なちゅら」編集長の原田聡さんの描いた市内の飲食店のイラスト約50点を展示します。原田さんは、平成17年に共立速記印刷株式会社に入社後、平成29年4月に生活情報誌「なちゅら」の立ち上げに参加、平成30年6月になちゅら編集長に就任しました。

　原田さんは、昨年2月にお子さんとお絵かきをした際に、上手く描けたイラストをSNSに投稿したところ、とても反響があったことをきっかけにイラスト作成を開始。その後、ゆるキャラ「ながれやマン」やビリケンさんをはじめ、「なちゅら」でお世話になっている市内の飲食店の外観のイラストを描いてSNSに投稿したところお店の方に喜ばれ、そのイラストはお店に飾られることになりました。

　それ以降、飲食店のイラストは、約50のお店から喜ばれ、飾られました。そして3月、新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛ムードが広がりつつある中、飲食店のために力になれることはないかと考え、お店のイラストを一から描き、SNSで発信し、知ってもらうことで応援したいという願いを込め「イラストで紹介 流山」という活動を始めました。今回の展示では、この活動で発信したイラストを展示しています。

　展示場では、イラストの他に「なちゅら」令和元年12月号の巻頭特集「流山警察署」の記事について流山署長から授与された「感謝状」や、「なちゅら」5月号の「つなごう、街の声。がんばろう流山」の記事について、生活情報誌「HAPPY MEDIA」の企画で最優秀賞を受賞した際のトロフィー・賞状なども展示しています。

　さらに、イラストになった飲食店52店舗の位置がわかる「飲食店マップ」も展示しています。マップの裏面には飲食店のイラストに併せて、お店の住所と電話番号、二次元コードが記載されています。そして数に限りはありますが、「飲食店マップ」と一緒に、絵ハガキ「切り絵行灯」、「流鉄壁画プロジェクト」、遊びながら地元のお店を知ってもらおうと「親子で遊ぼう！イラストで紹介流山カードゲーム」も制作され、展示をご覧になった際にお持ち帰りできるようになっています。

　「今回の展示会を機に、一人でも地元の飲食店に足を運んでいただけたらと思います」と語る原田さん。展示をご覧になった方からは「地域に密着した記事がありがたいです。地元に生まれ住んでいても、知らない情報があるので、この「なちゅら」で新しい発見があるとうれしくなります。イラストは味わいがあって、とても素敵です」と感想を語ってくれました。展示は、10月13日（火曜日）までの開催です（9時00分～17時、月曜休館。最終日は15時まで）。また、同期間「コロナに負けない! 元気な会社・お店の本」も特設展示しています。詳細は、森の図書館（電話04―7152―3200）にお問い合わせください。