ぐるっと流山 Code For Tohkatsu インターナショナルオープンデータデイ2018
Code for Nagareyama・Kashiwa・Matsudoによる共催イベント
平成30年3月4日(日曜日)、江戸川大学でCode For Nagareyama(白澤美幸代表)・Code For Kashiwa(辻雄一郎代表)・Code For Matsudo(吉田健一代表)による合同イベント、インターナショナルオープンデータデイ2018 in Code For Tohkatsuが行われました。
今回のテーマは「子育て」。市民や行政、教育機関の悩みごとを、オープンデータを活用して少しでも改善できないかを考えるイベントに学校関係者やIT関係の方々など約20人の方が集まりました。
第1部では、各団体の活動内容について説明があった後、学校と保護者との連絡手段に関する課題を整理。学校からの連絡手段が連絡網や学校だより、各種プリントなど多岐にわたる中で、どの内容が自分にとって必要な情報であり、見逃すことの無いようにするためにはどういった工夫が必要か。また、伝える必要のある情報が多い学校としては、いかに先生方の負担を軽減しつつ、効率的に保護者へ情報伝達を行うべきかなど、さまざまな課題を共有しました。
2部では、流山・柏グループと松戸グループに分かれてそれぞれグループワークを行いました。
流山・柏グループでは、白澤さんと辻さんもグループワークに参加。実際に配布された学校だよりを例に、「月によってタイトルが変わるのは、読み手にも誤解を与えてしまうのでは」、「当日の持ち物など必要な情報がわかりにくい」、「文字ばかりで読むのが大変」などさまざまな意見が出されました。
松戸グループでは、吉田さんの進行で、子育てなどの行政情報を活用する仕組みについて議論を重ねました。吉田さんが実施した子育てに関するアンケートの結果を基に、どのような情報が求められているのかをグループで共有。「市からのデータだけではなく、広く情報を集めてみてはどうか」、「市がオープンデータを公開してから、そのデータをどう活用されるかが曖昧な点が問題ではないか」、「もっと一目でわかるように、カテゴリやランキング形式などを駆使してみては」など意見が出されました。
グループワークを終えて流山・柏グループからは、掲載する情報の位置を統一することで、情報がどこにあるかが明確になり、編集作業の効率も図られるのではといった意見などが出されました。また、松戸グループからは、市内の情報を場所・時系列などに分類。市民や企業・団体からの情報提供も取り入れることでオープンデータの活用を促す仕組みづくりが可能になるのではといった発表がありました。東初石からお越しの南場雅史さん(44歳)は、「小学生と中学生の娘がいますが、学校からの情報を把握できていないことを改善したく参加しました。さまざまな意見を参加者の皆さんから聞くことができ、一人で考えているよりも有意義な時間を過ごすことができました」と感想を語ってくださいました。
白澤さんは、「IT関連の仕事をしている中で、地域の人とのつながりを持ちたいと思いCODE FOR NAGAREYAMAの活動に参加しました。子育てに関連した取り組みが多く、自分にとっても関心のある内容だったことも活動を続けている理由の一つです」と笑顔で語ってくださいました。同団体では、今回のイベントのほかにもプログラミングに関する講座「コーダー道場流山」などを実施しています。関心のある方は、白澤さん(メールcodefornagareyama@gmail.com)にお問い合わせください。
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