ぐるっと流山　第6回流山市景観賞

　令和2年12月14日（月曜日）、第6回流山市景観賞の表彰状と記念品の授与が行われました。流山市景観賞は、良好な景観の形成に寄与していると認められるものを表彰することにより、景観に対する市民意識の高揚を図ることを目的に、歴史的・文化的な建築物や街並みなど、市の良好な景観を募集するものです。第6回となる今回は、「流鉄壁画プロジェクト」と「パレットコート流山セントラルパークフラグメンツ」の2件が受賞しました。

　まちづくり活動部門で受賞した「流鉄壁画プロジェクト」は、流鉄流山駅前の約100メートルに渡って設置されているトタン壁に、流山の歴史や日本の四季を日本美術技法の変遷になぞらえて描いた絵巻物風の巨大壁画です。地域住民や企業を巻き込み、対話を重ねて作成することで、地域住民のまちづくりへの関心を高めることに寄与しています。

　街並み部門で受賞した「パレットコート流山セントラルパークフラグメンツ」は、土地区画整理事業の運動公園周辺地区内にある31棟の戸建住宅の分譲計画です。計画地の広範囲に緑化が施され、流山市グリーンチェーン認定を取得しています。また、緑化によるセミオープンスペースが設けられ、住民間のつながりを創出しています。

　例年は、景観シンポジウムの席上で表彰式を行っていましたが、今回は新型コロナウイルス感染症の影響でシンポジウムの開催が見送られたため、良好な景観の現地や事業所での表彰となりました。
　なお、過去の受賞についても、市ホームページでご覧になれます。