ぐるっと流山　四季の花々展

　令和5年5月12日 (金曜日)まで、市役所1階ロビーで「四季の花々展」を開催しています。この展示は、流山市文化協会華道部(華道振興会)の協力のもと奇数月に開催しているもので、今回のテーマは「薫風」です。
　草月流の本多朱菖さん、伊藤珖和さん、大川朱浦さんの作品4点を展示しています。
 

　本多さんは、二つの作品を生けてくださいました。一作目は、リョウブ、シャクヤク、アンスリウムを組み合わせて生けてくださいました。リョウブをチョウに見立て、生き生きとした新緑の中を飛んでいるような景色を表現した作品となっています。

　二作目は、ムベ、アルケミラ、スカビオサ、シランを組み合わせて生けてくださいました。春の訪れを喜び、外で子どもたちが遊んでいる様子をイメージしたそうです。「靴をモチーフにした遊び心のある花瓶を用いて、かわいらしい作品に仕上げました」と話してくださいました。
 

　伊藤さんは、ハナイカダ、ヤツデ、トルコキキョウ、キンギョソウ、ソリダスターを組み合わせて生けてくださいました。「薫風」というテーマを受けて、爽やかな風が吹いている様子をイメージした作品です。「新緑が一番きれいな時期なので、シンプルな花材を選びました」と話してくださいました。
 

　大川さんは、バイカウツギ、ヒマワリ、カラー、タンチョウアリウム、カーネーション、アジサイ、ハランを組み合わせて生けてくださいました。「ヒマワリを中心に爽やかな色彩を組み合わせて、華やかさを演出し、バイカウツギは庭に咲いているものを用いました。これからきれいに咲くのが楽しみです」と話してくださいました。
 

　展示は8時30分から17時15分 (最終日は16時)までご覧いただけます。次回は「初夏」をテーマに、7月3日 (月曜日)から7日 (金曜日)まで開催予定です。