ぐるっと流山 流山市総合防災訓練

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ページ番号1016058  更新日 平成29年8月29日

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災害時の対応と相互連携の向上に向け、関係機関などが江戸川台小学校に集結

訓練参加者の皆さん

 平成29年8月27日(日曜日)、江戸川台小学校で市総合防災訓練が行われました。マグニチュード7クラスの流山市直下の地震により火災の発生や建物の崩壊などの被害を想定した訓練に、関係機関や地域の皆さん約1,005人が訓練に参加しました。
 開会式では、井崎市長から今回の防災訓練の概要説明があり、また、来賓の齋藤健農林水産大臣から「被災のあった経験を活かすため、知識を共有することが大切です。本日の訓練から、まずは自分のできることを考え、ぜひ実行してください」と挨拶がありました。

自力避難訓練での車椅子避難

 開会式終了後、9時45分に防災行政無線による緊急地震速報が市内全域に向けて放送され、身の安全を確保するシェイクアウト訓練を実施。身の安全を確保した後は、安全な場所へ避難するための自力避難訓練。地域の皆さんが力を合わせて車椅子やリヤカーなどを利用し、けが人や高齢者の方々と一緒に避難します。今回は北部中学校の生徒たちも訓練に参加し、若い力を発揮していました。

ダンボールベッドを作成する北部中学校の生徒たち

 体育館では、北部中学校の生徒と避難所運営委員会が中心となって、今回初となる段ボールベッド・段ボールトイレの設営訓練が行われました。段ボールベッドの設営を初めて体験した北部中学校2年生の康本周作さん・金安龍弘さん・藤田海仁さんは「地べたに寝るよりもとても寝心地が良く、快適でした」と感想を話してくれました。また、同じく設営訓練に参加した同2年生の井島幸希さん・吉野茉南さん・古屋美空さん・宮崎香花さんは「今回教えてもらった設営方法から、実際に災害があったときでも協力して設営できるよう頑張りたいです」と語ってくれました。

担架を活用した傷病者避難

 体育館で設営訓練が行われる中、グラウンドでは倒壊家屋からの救助搬送訓練やペットとの同行避難時の説明がありました。救助搬送訓練では、消防団による呼びかけにより負傷者を発見し、担架を活用した避難などを実施し、消防団員による手作り担架の作成方法についても紹介がありました。
 ペットとの避難については、東葛地域獣医師会と(公社)日本愛玩協会から「ゲージに入るのを嫌がらないように、日頃から訓練してください。また、ゲージに入った後は必ず褒めてあげてください」と説明がありました。

消防職員による放水訓練

 最後に、建物から火災が発生した際の消火・救助訓練が行われました。はしごで2階に駆けつけた消防隊員が負傷者を発見すると、2階から消防車に向かって斜めにロープを張り、ロープを伝わせゆっくりと降ろしていきます。また建物屋上の負傷者ははしご車により救助し、最後は消防車からの放水を実演。青空に向けられた放水に、参加者からは歓声と拍手が沸き起こりました。

展示会場に集まる参加者の皆さん

 また、展示コーナーでは傷病者の緊急度などを選別するトリアージ、アルファ米の炊き出し、AED体験や災害用備蓄品を携帯する防災リュックの紹介などさまざまなブースでにぎわっていました。
 全訓練が終了し、井崎市長から災害対策について「被害の多い家具の転倒に対応いただくこと、安心メールに登録いただくこと、市の給水バッグを活用いただくことの3点を皆さんにお願いします」と参加者の皆さんへ呼びかけました。

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